「ビジネス」×「デザイン」の考え方が手にとるようにわかる1冊
かんき出版が、広告業界の第一線で活躍してきたアートディレクター 八木彩による書籍『デザインを、経営のそばに。』を2024年1月10日に発売した。本書は約15年にわたって電通でアートディレクターを務めた八木彩が「ブランディングデザイン」を体系化したものとなっており、業界の垣根を越えたさまざまなクライアントを「デザイン」の力でブランディングしてきた経験に基づきビジネスにおける「ブランドづくり」の考え方やプロセスのすべてを明かしている。
ビジネスパーソンにとっては、あいまいな「デザイン」という領域が言語化されることで解像度が上がり自分の仕事においてどのような力を発揮しうるのかわかる本で、デザイナーにとっては、経験や感覚だけではなく、筋道の通った理論に基づくデザインの必要性や現場での活用法が身につく本に仕上がっている。
八木 彩(著者)
アートディレクター。1985年兵庫県生まれ。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を卒業後、電通へ入社。クリエーティブ局に所属し、クラシエ、資生堂、大塚製薬、サントリーホールディングス、日本コカ・コーラ、カゴメ、ファーストリテイリング、三井不動産、三井住友銀行など様々な企業の広告企画制作を担当。その後、社内横断組織Future Creative Centerに所属し、ブランディングデザインに携わる。2023年に独立し、アレンス株式会社を設立。現在は、ブランディングデザインを専門とし、コンセプト開発・商品開発からコミュニケーション設計までを、アートディレクションを軸に、トータルで手掛けている。受賞歴として、NY ADC賞、ADFEST、ACC賞などがある。
『デザインを、経営のそばに。』書籍情報
定価 | 1,980円(税込) |
判型 | A5判 |
体裁 | 並製 |
ページ数 | 272頁 |
ISBN | 978-4-7612-7713-0 |
URL | http://tinyurl.com/crn58eha |