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越後の雪上で良寛を舞う

第9回展 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024が2024年7月に開幕する。そのキックオフイベントとして田中泯による「雪の良寛」が2024年2月23日（金祝）に開催される。田中は2022年の第8回展では夏に越後妻有里山現代美術館MonET中庭の池で舞踏したが、今回は真っ白な銀世界で1日限りの雪上パフォーマンスとなる。越後妻有の本番ともいえる冬、半年間すべてを覆いつくす雪の中の暮らしにこそ越後の精神は表れる。世界的ダンサー・俳優の田中が圧倒的な雪の中で春を待つ良寛を表現する。

田中泯「雪の良寛」photo Ishihara Rin

パスポート引換券、実券イメージ

田中泯 プロフィール

田中泯

1974年独自の活動を開始。「ハイパーダンス」と称した新たなスタイルを発展。78年ルーブル美術館において海外デビュー。80年代、旧共産圏で前衛パフォーマンスを多数決行、国際的に高い評価を獲得。85年山村へ移り住み農業を礎とした舞踊活動を現在も継続中。02年に映画初出演。以後映像界でも国内外で活動中。22年田中泯ドキュメンタリー映画「名付けようのない踊り」（監督:犬童一心）が公開。