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アートにまつわる小さな企てのプラットフォーム

山梨県北杜市にあるアート複合施設「GASBON METABOLISM」とクリエイティブコレクティブ「tra-」が協働し、教育機関・法人向けのラーニングプログラムや会員制アカデミーといったサービスを提供する、新しいアートの勉強室 「tra-bon(とらぼん)事業」を2026年5月より事業として活動する。GASBONは作品鑑賞にとどまらない参加型アート体験を提供しこれまでに3万人が来場、tra-は20年以上のアート&カルチャーを介した プロジェクトデザイン実績とグローバルなネットワークをもち、近年は有楽町アートアーバニズム YAUでの「ゆ〜す相談室」の実施や、上場企業のリーダー部門へ向けたワークショップの提供などを行なっている。それぞれの強みを活かした新事業となっている。

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GASBON METABOLISM 外観

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若者向け研修ワークショップ風景

tra-bonは既にいくつか協働し、アーティストの「インストラクション(指示)」に従い参加者自身が表現に加わる「インストラクションアート」を核としたプログラムを展開してきた。アートの合同展示会である「NEW PLATFORM -Alternative ASIA-」(横浜市)およびアートフェア「EASTEAST_TOKYO 2025」に出展し、来場者から高評価を得ている。今後は2026年5月14日(木)から5月16日(土)に開催される「都市と循環 Circular Cities Conference & Festival 2026」に出展する。

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これまでの実績

2025年9月【NEW PLATFORM –Alternative ASIA–】

東南アジア、東アジア、日本を拠点に活動するオルタナティブスペースの集う「NEW PLATFORM –Alternative ASIA–」にて、来場者参加型インスタレーションとして《欠けているものの作品 / MISSING PIECE》を展開。

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《MISSING PIECE》展示風景 Photography by Ujin Matsuo

参加者が自分や社会の「MISSING PIECE」を風船に記述し放ち、空間を風船で満たしていくことで、「欠けているもの」を起点とした交流を促すインスタレーション型の体験を生み出した。

2025年11月【EASTEAST_TOKYO 2025】

東京・科学技術館で行われたアートフェア「EASTEAST_TOKYO 2025」にて、《探され人の作品 / WANTED PIECE》《いらないものの作品 / PREWANTED PIECE》《欠けているものの作品 / MISSING PIECE》の3点のインストラクションアートを発表。

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EASTEAST_2025 TOKYO 展示風景 Photography by GCmagazine, Courtesy of EASTEAST_

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《PREWANTED PIECE》

参加者が自分自身の尋ね人のポスターを作成する《探され人の作品 / WANTED PIECE》では、自分を自分で描くという単純な行為を通じて、参加者は子ども時代の記憶や、手を動かして何かを作る原始的な喜びを思い出しながら、自分という存在を客観的に考える機会を創出した。《いらないものの作品 / PREWANTED PIECE》では自分の持ち物の中から「いらないもの」を一つ選び、展示するという行為に加わる。「いらない」と判断することから、自分の行動や価値観に迫り、展示する中で集合体としての状態を浮かび上がらせた。

tra-bonのメッセージ

こんにちは。

tra-(とら)とGASBON(がすぼん)が共に立ち上げた、“アートにまつわる小さな企てのプラットフォーム”それがtra-bon(とらぼん)です。

この場は、子どもから大人まで、人生のどのステージにある方にも、アートを「人生の友」として楽しんでいただくことを願って生まれました。

私たちが何より大切にしているのは、「姿勢」と「視座」です。

アートは、すぐに答えを与えてくれるものではありません。

作品を見るとき、関わるとき、表現するとき、

自分自身の立ち位置や、ものごととの向き合い方を少しずつ育んでいくこと。

それがtra-bonの根幹にあります。

作品に出会い、問いを見つける。あるいは、静かに自分に問い返す。

その営みの中で、私たちは心の奥深くに、もうひとつの「空間」を見つけることがあります。

アートを通じて、見えない「空間」は少しずつ拡がっていく。

私たちはその可能性を信じています。

tra-bonは、そんな探究の時間を、

年齢や立場を越えて、静かに、そして楽しく共有できる場所です。