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日常に寄り添うデザインで彩られた「我が家」の光景

VAGUE KOBEでインゲヤード・ローマン個展「Hemma」が2024年11月29日(金)から2025年1月27日(月)まで開催中。スウェーデンを代表するデザイナーであり、陶芸家であるローマンが昨年の夏の間、本展のために制作した陶芸作品や、有田焼ブランド「2016/」のためにデザインした器や、木村硝子で発表されたプロダクトの展示・販売となっている。

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「Hemma(ヘンマ)」はスウェーデン語で「我が家」や「ホーム」を意味し、その響きには優しさと温もりが込められている。そのあたたかな風景をVAGUE KOBEで演出するのは、東京・南青山に店舗を構え、アートと自然の調和を追求するギャラリーショップ「ATELIERMO(アトリエ・エムオー)」がセレクトした家具や調度品。ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン、ジョージ・ナカシマなどのヴィンテージ家具やオブジェ、絵画がインゲヤードの作品と響き合い、それぞれのシーンに異なる趣を加えている。

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インゲヤード・ローマン(Ingegerd Råman)

1943年ストックホルム生まれ。カール・マルムステンが創設した、エーランド島のカペラゴーデンにてテキスタイルを学んだ後、ストックホルムのスウェーデン国立美術工芸デザイン大学で本格的に陶芸を学ぶ。また、在学中にはイタリアのファエンツァに留学し、より科学的な視点から釉薬を研究した。卒業後の1967年、南スウェーデンのスコーネにある自宅にて陶業制作を始める。陶芸家であると同時にガラスデザイナーとしても優れた業績を収め、1968年から1972年まではヨハンスフォース社に在籍。1981年からはグラスカンパニーの再興に伴い、デザイナーを務める。 そこで彼女がデザインし、成功を収めたBellman(ベルマン)シリーズは、一時的な生産中止を経て、2023年より日本のガラスブランド、フレスコにて生産が再開されている。

「Hemma」開催概要

会期2024年11月29日(金)~2025年1月27日(月)
時間12:00~18:00 ※火水木休廊日
会場VAGUE KOBE
URLhttps://tinyurl.com/yc3y58x7