プロダクトデザイナー寺内ユミが、伝統工芸の職人とともに作り上げた“作品への想い”を写真集として自社出版する
グッドデザイン賞やドイツのred dot賞などのデザインアワードを多数受賞した寺内ユミは、伝統工芸とアートを融合し暮らしに寄り添うプロダクトデザイン、ブランディングを行う。今回は工房をめぐり作品の裏側を映した写真集を4月発刊、Makuakeにて2022年1月17日(月)より先行販売を開始する。
工芸品の背景に佇む“そこにある何か-素材を活かす職人の真摯なものづくりを”形”として表現する。日本の繊細な美意識を育んできた、その土地ならではの風土や文化は、海と山に囲まれた豊かな自然が産み出し、古より、暮らしの中で愛着を持って使われて来た美しいものがある。竹、木、ガラス、錫、和紙、陶磁器等、それぞれの素材の持ち味があり、そこには共通して素材を活かす職人の真摯なものづくり、技術に支えられた手仕事の軌跡がある。それらを作品に落とし込み、現代に生きる方々へ伝えていく。目に見えない空気感も感じられるプロダクトデザインをモノづくりの一環として、心を込めて取り組んでいる。
また、伝統や風習を尊重しながら、それらとともに、本質 - そこにある何か- を捉えることを大切に、自然や情景、日本の美意識を大切にし、プロダクトを発信している。
寺内ユミ プロフィール
クリエイティブディレクション、プロダクトデザイン、インテリアデザインなどライフスタイル関連のデザインの業務を多数おこなっているFraanc franc創業メンバーとして活躍し、1999年に独立、2002年に有限会社寺内デザインオフィスを設立。クリエイティブディレクションでは、2000年にJ-PERIOD,2018年にMaster Recipeの、日本や和の文化を今のライフスタイルに即した新業態を立ち上げるなど、日本の手仕事に造詣が深い。プロダクトデザインでは伝統工芸〜手仕事の工芸に携わり、グッドデザイン賞やドイツのred dot賞などのデザインアワードを多数受賞している。