表紙を飾った造形作家 shikafucoの作品とアートディレクター石井勇一によるカバーのデザイン工程を公開
ART Is.TOKYO GALLERYは、新潮社刊より2023年5月31日発売予定の三浦しをんの新作小説『墨のゆらめき』の発売を記念して、カバーに登場するオブジェ「胞」を制作した造形作家shikafuco(シカフコ)の個展を5月26日(金)から5月28日(日)までと、6月1日(木)から6月4日(日)まで、6月8日(木)から6月11日(日)まで、そして6月15日(木)から6月18日(日)まで開催する。
小説『墨のゆらめき』は、書家が重要な役割を果たす物語。そしてshikafucoが創作するオブジェは、土を素材として、まさにその「墨」が効果的に用いられている。さらに創作における彼女の無心の姿は、はからずも小説の中で描写されている書家のそれに通じるところがあり、『墨のゆらめき』との縁を感じることができる。
「ZEN 墨のゆらめき」
本展では「人はみな立場という荷物を背負っています。それをいったん下ろして、“素”に戻ってみてはどうでしょう」とのshikafucoの問いかけがこもったオブジェ約100点が、創作中の動画と共に展示される。ART Is.はこれらを「ZEN」をテーマにディスプレイし、来場者にオブジェとその精神性に思いを巡らせる場を設ける。さらに「墨のゆらめき」のアートディレクター石井勇一による、カバーのデザイン工程も公開。shikafucoの作業風景の動画と併せて、クリエイションの背景を探る試みとなる。会期中にはshikafucoと三浦しをん、石井勇一による、トークショー及びサイン会も予定している。
「ZEN 墨のゆらめき」展開催概要
日程 |
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時間 | 11:00〜18:00 |
会場 | ART Is.TOKYO GALLERY |