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昭和〜平成にかけ独自の発展を遂げたラブホテルを歴史的遺産として記録

写真家・那部亜弓による個展「JAPONICA LOVEHOTEL」がWISH LESS galleryで2026年7月11日(土)から7月26日(日)まで開催される。性すらも娯楽と結びつけ、独自のエンターテインメントへと昇華させてきた日本社会。その欲望の想像力が生み出した、豪華絢爛なる「この世の楽園―ラブホテル」その華やかな表層の奥に潜む文化的背景と変遷の痕跡を魅せる。

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©︎ AYUMI NABE

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©︎ AYUMI NABE

那部亜弓は2018年より日本各地のラブホテルを訪れ、回転ベッド、ネオン装飾、奇抜なインテリアなど、昭和から平成にかけて独自の発展を遂げたラブホテル文化を、歴史的遺産として記録し続けてきた。一方で、那部は解体され廃墟となったホテルにも着目し、その姿を写真に収めてきた。人間の欲望や快楽を過剰に投影した壮麗な建造物が、時代の変遷に取り残され、遺物へと変貌していく過程を写し出す写真からは、生と死が隣り合うような生々しい感覚が漂う。廃業したラブホテルから回転ベッドを譲り受け、自宅へ移設するほど深い愛着を抱く那部は、ラブホテルを単なる消費空間としてではなく、日本固有の美意識と大衆文化が交差する存在として捉え、その価値を広く発信する活動を続けている。

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入口に設置された客室選択パネル ©︎ AYUMI NABE

那部亜弓

千葉県出身在住。大学在学中、親の死をきっかけに廃墟に目覚める。2018年頃から廃墟だけでなく現役のラブホテルの撮影も始める。現在はトークイベント、写真展、メディア出演、執筆、ホテルの見学会、カップルの出張撮影などを実施している。また閉店したラブホテルから回転ベッドを自宅に移設。昭和のラブホテルに魅せられ、またその魅力を伝えるべく様々な活動を行なっている。イベント、写真展、ホテルの見学会などを実施している。APA2025奨励賞受賞。

那部亜弓個展「JAPONICA LOVEHOTEL」開催概要

会期2026年7月11日(土)~7月26日(日)
時間木曜~日曜 12:00~18:00 ※月~水休み
会場WISH LESS gallery
URLhttps://wish-less.com/