花絵師 藤川靖彦が写真と映像と花絵作品で綴る「花絵巡礼記」
グローバルにジャパンアートブランドの発信を行うアート財団SynchroArt Foundationが世界的な花絵師として2012年から20ヶ国地域で作品を創作してきた藤川靖彦の「花絵師 藤川靖彦 花絵巡礼記 / ベルギー・スペイン 2022」を2022年12月3日(土)から12月14日(水)まで「Saf Gallery」にて開催する。藤川の活動は世界中に感染拡大したコロナ禍により2020年から海外での活動が休止、そして東京で開催を予定していたフラワーカーペットの世界大会「ワールドフラワーカーペット」も中止となった。
そんな中、今年8月にベルギーの「ブリュッセルフラワーカーペット」が4年ぶりにグランプラスで開催。約1,800㎡にも及ぶ巨大なフラワーカーペットの制作には世界6ヶ国から花絵師達が招かれ、アジアからは藤川が代表として参加、海外活動のリスタートとなった。また9月にはスペインのサロー(カタルーニャ州)で、フラワーカーペットの国際大会が開催され、イタリア・スペイン・メキシコ等14ヶ国地域が参加、アジアからは藤川が代表として参加した。
今回の展覧会では、花絵師 藤川靖彦の海外活動リスタートとなるベルギーとスペインでの創作ドキュメントを写真や映像等で紹介。また会場には、藤川が2018年にブリュッセルで創作した、グランプラス世界遺産20周年記念作品「東大寺南大門金剛力士像」の花絵も展示する。さらに期間中はゲストを招いてのギャラリートークも開催、展覧会を通じて多くの方々に花絵の魅力を伝えていく。
藤川靖彦
花絵師 / フラワースケープ・アーティスト。花絵文化協会 代表理事。インフィオラータ・アソシエイツ 代表取締役社長。1961年東京生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。
限りある命=Ephemeralをテーマに、国内外において花やキャンドル等を使ったエフェメラル・アートを創作。大地をキャンバスに花びらで描く花絵「インフィオラータ」の日本の第一人者で、現在まで21年間に国内外約400ヵ所で1500を超える作品を創作・プロデュースした。海外では歌舞伎絵を花で再現する「花歌舞伎」は、世界20ヶ国地域で創作されている。
「花絵師 藤川靖彦 花絵巡礼記 / ベルギー・スペイン 2022」開催概要
期間 | 2022年12月3日(土)から12月14日(水)まで |
時間 | 10:30~20:30 |
会場 | Saf Gallery |
費用 | 無料 |