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人々の未来のアクティビティを提案 - BEYONDコロナの豊かな生活をウェブサイトで公開

日建設計のNAD(NIKKEN ACTIVITY DESIGN lab)は、2030年の社会と未来のアクティビティを10のテーマでまとめた「Future Activity Report」を2021年3月23日に発行した。本レポートは、2030年の社会における人々のアクティビティを研究・考察したもの。「消費体験」「テナント」「旅行体験」「文化教養」「居住」「働き方」「健康衛生」「学習教育」「公共空間」「移動体験」の10テーマについて、NADが考える「FACT&FINDINGS(社会の変化を読み取る)」、「VISION」、「IDEA」を紹介している。

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「Future Activity Report」公開サイトトップページ、未来の都市のイメージ“Activity Planet”

NADは、建築の設計監理、都市デザインを行う日建設計のなかで、新領域を担当する部署として、ユーザーの能動性を豊かにする「アクティビティデザイン」を行っている。ブランディングやワークスタイルなどの多様な課題を持つクライアントに対し、建築設計で培われた「デザイン思考」を活用し、プロジェクトの初期段階での調査分析、戦略立案や与件整理、コンセプトメイクから、完成後の運用段階まで、従来の建築設計事務所の枠組みにとらわれない、領域を超えた活動を行っている。

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新型コロナウイルス感染症拡大で社会が急速に変化し、その変化に対応する新しい環境が求められるようになった。NADのメンバーは、昨2020年4月に発出した緊急事態宣言以降、人との接触が最小限となり、個人で過ごす時間が増えるなか、その時間を生かした活動として、改めて未来の社会と新しいアクティビティについて向き合うことにした。そして、コロナ禍の経験を踏まえ、未来のライフスタイルの変化を予測し、その変化を魅力的で豊かな生活につなげるための方策をメンバー全員が1人1つずつテーマを持ち研究考察した。こうして生まれたのが「Future Activity Report」となる。