博報堂 戦略CD/ PRディレクターが開発した新しいマーケティングメソッドを紹介。『なぜか「惹かれる企業」の7つのポジション』出版
博報堂の戦略CD/PRディレクターである菅順史が執筆した、『なぜか「惹かれる企業」の7つのポジション―変化の時代を生き残る「ソーシャル・ポジショニング」―』が2021年12月27日に発売される。
「ソーシャル・ポジショニング」とは、企業を取り巻く環境が急激に変化するなかで、社会から応援される企業になるために著者が開発したマーケティングのメソッド。市場の中で競合と比較したベネフィットを訴求するのではなく、社会の中で独自の役割を示す「ソーシャル・ポジショニング」がこれからのマーケティングの新しい武器になる時代である。本書では「ソーシャル・ポジショニング」を実践するための具体的なフレームを紹介。「社会から応援される企業になるには、どうすればいいのか」「社会から応援されながら、社会を変えたい」と考えている方が、最新のマーケティング手法に触れて、新しい時代のビジネス成長のヒントを得られれば、との思いで書かれた一冊だ。
目次
はじめに 社会の中に居場所はあるか?
第1章 社会の中に居場所をつくる「ソーシャル・ポジショニング」
- 企業の舞台は、「市場」から「社会」へ
- 分析の視点は、「3C」から「3S」へ
- 「市場」ではなく「社会」の中でポジションをとる
第2章 社会から応援される企業の「7つのポジション」
- 応援される企業の法則
- 「7つのポジション」で役割を見極める
第3章 「ソーシャル・ポジショニング」を実践する4ステップ
- 「ソーシャル・ポジショニング」の実践
- ステップ1 「3S分析」
- ステップ2 「7つのポジション」の選定
- ステップ3 「USV」の言語化
- ステップ4 「企業アクション」の実行
第4章 「社会発想」を身につける5つのキーワード
- エジソンに学ぶ「社会発想」
- 5つのキーワードで学ぶ「社会発想」
第5章 「推し」を社会変革エネルギーへ
- 態度なくして、信頼なし
- 社会を味方に、社会を変える
あとがきに代えて 「8つ目のポジション」をつくる
菅 順史(かん・のぶひと)プロフィール
博報堂 戦略CD/PRディレクター。1987年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2010年、株式会社博報堂に入社。「社会発想」を武器にクライアントのコーポレート・コミュニケーションを支援するPR戦略局を経て、2013年に「生活者発想」を掲げる博報堂のフラッグシップシンクタンク・博報堂生活総合研究所へ異動。エスノグラフィーや未来研究に従事。その後、クリエイティブの部門に異動し、現在は生活者エクスペリエンスクリエイティブ局で戦略CD兼PRディレクターとしてコミュニケーション戦略の立案から実施までを統括するほか、新規事業開発などにも携わっている。これまでにACC TOKYO CREATIVITY AWARDSやPRアワードグランプリ、グッドデザイン賞などを受賞。
『なぜか「惹かれる企業」の7つのポジション ―変化の時代を生き残る「ソーシャル・ポジショニング」―』書籍概要
著者 | 菅順史 (博報堂 戦略CD/PRディレクター) |
仕様 | 224ページ |
定価 | 1,760円(税込) |
発売日 | 2021年12月27日 |
Amazonリンク | https://amzn.to/3mq4917 |