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米国コカコーラやMTVのブランディングを手掛けたアートディクターが教える世界の目線の経営戦略

クロスメディア・パブリッシングが、2024年5月23日に書籍『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』(小山田 育・渡邊デルーカ瞳 著)の第10刷重版を実施した。本書はニューヨークでアートディレクターとして活躍してきた著者が、日本のビジネスをグローバルに発展させるため、経営戦略にブランディングを取り入れる方法を解説したロングセラー。累計2万5000部を突破し、Amazonで星4.3の高評価をマークしている。

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日本のビジネスを世界に発信するには

ブランディングとは、企業や商品の強みを引き出し、ニーズを踏まえながら、消費者や社会に伝わるようなかたちでそれを表現し、企業のブランド価値を向上させる経営戦略。ブランディングの最終ゴールは、企業のファンを増やすことにある。それを踏まえ、著者は本書でこう指摘している。「世界では戦略策定をデザインによってアウトプットすることが普通です。しかし日本では、この世界で当たり前のことがほとんど行われていません。経営戦略とは別に、ロゴやホームページなどをバラバラに作りはじめてしまう場合が多いのです」

ブランディングは、「戦略」と「アウトプット」の両方が、クリエイティブで串刺しされてはじめて成り立つもの。どちらか片方だけでは、経営戦略としてのブランディングは成り立たない。ブランドとしてグローバルに発展していくためには、正しいブランディングを取り入れていく必要がある、と説いている。本書はクリエイティブの視点から、マーケターの書いた難しいブランディング書籍より気軽に、そしてデザイナーの書いたブランディング書籍より実践的に読んでもらえるように作られている。

小山田 育・渡邊デルーカ瞳(著者)

HI(NY) 共同代表。クリエイティブ・ディレクター、アートディレクター、グラフィックデザイナー。NYの美術大学 School of Visual Arts グラフィックデザイン科を卒業。MTV、ブランディング・エージェンシーのThe Seventh Art を経て2008年、HI(NY)を設立。近年の主な仕事に、米国コカコーラの新商品ブランディング&パッケージデザイン、国連の展覧会デザインなど。アトランタのHigh Museumやパリのコレットにて展覧会に参加。One Show、Graphis、GD USAなど多数受賞。AIGA会員、NYアートディレクターズクラブ会員。

『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』書籍概要

著者小山田育・渡邊デルーカ瞳
定価1,848円(本体1,680円+税)
体裁A5判/222ページ/1色刷
ISBN978-4-295-40295-4
発行クロスメディア・パブリッシング
発売日2019年4月26日
URLhttps://tinyurl.com/55jbd2j9