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現地アーティスト750人が参加する芸術の祭典「ライジング・メルボルン」が5月26日から開催。133のイベントが街の景色を一変

オーストラリア第2の都市メルボルンをアート、音楽、パフォーマンスで包み込む芸術の祭典「ライジング・メルボルン(RISING MELBOURNE)」が、2021年5月26日(水)から6月6日(日)の期間に開催される。

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©Luke Jerram, the University of Bristol

当フェスティバルは、国内史上最大規模の文化イベントとして、5月の皆既月食の夜に幕を開ける。メルボルンのアイコン、フリンダース・ストリート駅やレーンウェイと呼ばれる裏路地、ヤラ川沿いなど市内の至るところで、家族で楽しめる無料イベントや光を放つアート、大規模なパフォーマンスなど、今を煌めくアーティストたちが創り上げるパフォーマンスが披露される。

今回のイベントが開催されるのは、ヤラ川沿いビララング・マー、チャイナタウン、国立ビクトリア美術館(NGV)周辺のアート地区、ミッドタウン、そしてサテライト地区の主に5つのエリアだが、今後、開催エリアは拡大される予定。

主なイベント

ヤラ川沿いビララング・マー

ランタンでライトアップされた200メートルの巨大魚のようなオブジェがヤラ川に浮かぶ「Wondering Stars」。近くのへリング島ではサウンドアーティストのサラ・レタリックとアマンダ・ロフによる宇宙と時を超越する「音波浴」を体感するパフォーマンスが行われる。

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「Wandering Stars」

チャイナタウン

西洋の国にあるチャイナタウンとして最も歴史のあるメルボルンの中華街では、アイデンティティ、労働、ライフサイクル、環境やテクノロジーをテーマにした実験映画の上映、パフォーマンス、装飾、プロジェクションマッピングなどが繰り広げられる。

アート地区

野外音楽堂シドニー・マイヤー・ミュージックボールでは、「The Wild」と題した不可思議な氷の森、音楽と月の光が融合されたエリアがデザインされる。また近くのビクトリア・アートセンターでは、メルボルン近郊の街ジーロングをベースにした劇団「Back to Back Theatre」の有名な演目「Food Court」と「Ganash vs The Third Reich」が上演される。

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「The Wilds Bubbles」

ミッドタウン

オーストラリア人アーティスト、パトリシア・プチニーニが長年未使用だったフリンダース・ストリート駅舎内で繰り広げるアート作品「A Miracle Constantly Repeated」、フランス・ルネッサンス様式の建築と見事に融合したシリコンの彫刻、動画、光と音楽のアンサンブルが披露される。コメディーシアターではRISINGの音楽キュレーター、ウッディー・マクドナルドの監修による一連の特別コラボレーションやパフォーマンスが上演される。R&B、パンク、ヒップホップ、ダンス音楽などミッドタウンではメルボルンのハートとソウルを引き出すパフォーマンスが目白押し。

サテライト区

メルボルン中心部を覆うように位置するサテライト区では多くのコンテンポラリー・パフォーマンスが上演される。メルボルンを代表するコンテンポラリー・ダンスグループ「Chunky Move」や、世界的演劇家デビッド・ウッズが多国籍のコラボレーターと作り出したパフォーマンス「This」。また、期間中「Melbourne Art Trams」と題して、メルボルンを走るトラム(路面電車)のうち6車両が先住民を代表するアーティストによりデザインされる。

RISING MELBOURNE開催概要

会期2021年5月26日(水)~6月6日(日)
場所ヤラ川沿いビララング・マー、国立ビクトリア美術館(MGV)周辺のアート地区、王立植物園、チャイナタウンなど、メルボルン市内中心部
入場料無料(イベントにより有料あり)
公式HPttps://www.rising.melbourne/