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KAMU kanazawa×金沢市「公共空間活用促進モデル事業」-久保寛子の作品を本多公園に展示

私設の現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」は、新プロジェクト「TOWN HACKER」を始動する。プロジェクト第1弾では、金沢市と連携し「公共空間活用促進モデル事業」として、国登録有形文化財・旧本多家住宅長屋門などがある本多公園にアーティスト 久保寛子の作品「泥足」を公開する。展示期間は2022年4月1日(金)から9月30日(金)までとなっている。

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泥足 ©Hiroko Kubo Photo by Keiko Nakamoto Courtesy of KAMU kanazawa

街全体を展示空間と捉えるプロジェクト

2020年6月に開館し、現在金沢市内に6つの展示スペースを有するKAMU kanazawaの新プロジェクト「TOWN HACKER」は、街自体を展示空間とし、街の文化や景観の特徴を改造、拡張し、作品を街に溶け込ませ、いつでも気軽にアートにふれられる環境を作るプロジェクト。街を歩き路地に入ると当たり前のように作品に出会える街並みを生み出し、日常がアップデートされるような体験を提供していく。第1弾は金沢市と連携し「公共空間活用促進モデル事業」としてKAMU kanazawanoのコレクション作品である久保寛子の「泥足」を、鈴木大拙館や松風閣庭園、中村記念美術館に囲まれた本多公園で展示する。金沢市の「公共空間活用促進モデル事業」は、官民連携により、憩いの場としての公共空間の有効活用を促進し、居心地のよさや利便性を高めることでまちなかの賑わい創出を図る取組み。KAMU kanazawaアートによる公共空間の利活用と、周辺地域の回遊性向上に向けたモデル事業として実施するものである。

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本多公園

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泥足 ©Hiroko Kubo Photo by Yasushi Ichikawa Courtesy of KAMU kanazaw

KAMU kanazawaについて

金沢21世紀美術館から徒歩3分、金沢市の中心部に2020年6月に開館した私設現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」。中核となる施設〈KAMU Center〉を含め複数カ所、徒歩圏に展示スペースを点在させ歩いて街を巡りとアートを楽しめる。レアンドロ・エルリッヒの作品《INFINITE STAIRCASE》や、写真家・森山大道を代表するモチーフの一つである唇で埋め尽くされた空間作品《Lip Bar》をはじめ、世界的に注目を集めるアーティストの作品にふれることができる。

久保寛子「泥足 」展示概要

展示期間2022年4月1日〜2022年9月30日
会場本多公園