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デロイト トーマツとアートカンパニーOVER ALLsが共同で「アートを活用した組織変革プログラム」をスタート

デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ コンサルティング(以下DTC)は、オフィスアートを中心としたオーダーアートの企画制作を手掛けるアートカンパニーOVER ALLsと、企業の組織変革をアートで加速させる組織変革プログラムでの協業を開始する。

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OVER ALLsより写真提供

デジタル化の加速・COVID-19の感染拡大など企業を取り巻く環境が大きく変化し、不確実性が高まる中、企業は自社の存在意義や独自の価値を示すことが求められている。それにより、多様な社員の個性を追求しながら組織の一体感を高めることや、経営として意思を持って思い切った行動をとることが必要になってきている。組織変革においても、論理や合理性に頼り切るのではなく、社員やステークホルダーと向き合い、彼・彼女らの‟Emotion“を揺さぶるような唯一無二の「経営の想いやこだわり」を示し、より自発的な行動を働きかけていくことが重要である。

このような環境認識の下、DTCが経営コンサルティングで培ったロジックとOVERALLsが描くアートを組み合わせ、社員やステークホルダーに”腹落ち感“のある、企業が「真に目指す姿」のデザインと、その実現に向けて実効性の高い施策の立案・実行で組織変革をサポートするプログラムを開発した。

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OVER ALLsより写真提供

ロジック×アートで描く組織変革プログラム

組織変革プログラムでは、経営層の頭脳(Logic)と心(Emotion)に働きかけ、論理的な思考や考察に加え、通常のブレインストーミングでは表れにくい主観、更にはその根幹にある想いやこだわりを引き出してアートに描き切る。これにより経営層一人ひとりが“腹落ち”感のある「目指す姿」を表現することができ、社員に対する発信力の向上とともに、実際にそのアートを目の当たりにした社員が「目指す姿」に共感し、組織変革を“自分ごと化”することにも効果を発揮する。DTCは、「目指す姿」のデザイン後も、その実現に向け、企業と従業員とのエンゲージメントを高めながら施策立案・実行で組織変革を支援する。

本プログラムは、企業のパーパスやWay(道筋)の策定・浸透といったテーマは勿論のこと、中長期の経営戦略策定、DX推進、M&A・組織再編、人材戦略の立案・推進、業務・インフラ改革といった様々な経営課題においても効果的に活用できる。

組織変革プログラムの全体像

DTCは今回の協業を通じて、経営に“Emotion”を取り入れ、会社・組織としての“一枚岩化”、社員一人ひとりの意識・行動変革を促進し、人材ひいては組織としてのポテンシャルを最大限に引き出すことを通じて、これからの日本企業を元気にすることに貢献していく。adf-web-magazine-deloitte-tohmatsu-over-alls-3

「アートを活用した組織変革プログラム」の体感Webinar

OVER ALLsとDTC共同で体感Webinarを7月上旬に開催。参加者一人ひとりに「私が思う、私の会社のビジョン」を表す「絵」を実際に描き、そこに込めた想いとともに発表・意見交換をしてもらう。本セッションを通じて「絵を描くという行為は意思決定の連続であり、普段とは発想の転換が必要なこと」や「好きなものを描く(嫌いなものを描かない)ことで内に秘める想いが掘り起こされること」を肌で感じ、普段とは一味違う脳の使い方を体感することができる。また、当日のOVER ALLsとDTCによるパネルディスカッションでは、「アート」が人に与える影響や価値についてのレクチャー・意見交換に加え、過去の事例紹介を通じて「社員一人ひとりの想いが会社の目指す姿を表す言葉やアートに昇華されていくプロセス」も疑似体験できる予定。