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オートモアイが長年続けてきた様々な制作を繋ぐ展覧会

オートモアイ個展「わたしと地獄をつなぐ透明な糸」がアートかビーフンか白厨(六本木)で2024年7月3日(水)から8月3日(土)まで開催される。オートモアイが繰り返し描いてきた匿名性を帯びた人体、こちらを見返す瞳、言語の外側にいる動物たち。本展示はペインティングに加えて、壁画・ソフトスカルプチャー・ドローイングなどで構成され、オートモアイが長年続けてきた様々な制作を繋ぐ展覧会となっている。

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オートモアイは本展に向けて「ある日、母親が自作のくまのぬいぐるみを作った。しかしそのぬいぐるみは完成しないまま捨て置かれた。まだ目がつけられていないくまに、私は見つめられていた。」と語っているが、繰り返し描かれるモチーフの隙間から見え隠れしていた「(ほとんど暴力性と重なり合っている)親密さ」、「(論理性から容易く零れ落ちる)実存」としての血縁への関心が色濃く表れている。

オートモアイ

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2015年からモノクロでの作品の制作を開始、2018年からはカラーも多用し、匿名性の高い「存在」が画面に佇んでいるような 作風で知られる。極めて客観的でもありながら、とてもパーソナルな情景にも見えてくるその作風は、人間同士の関係性や、作品と鑑賞者の関係性など、必要な情報が削ぎ落とされているからこそ見えてくる景色と情景を提示している。

オートモアイ個展「わたしと地獄をつなぐ透明な糸」開催概要

会期2024年7月3日(水)から8月3日(土)
時間17:00〜23:00
会場アートかビーフンか白厨
定休日日・月曜日
料金無料
URLhttps://tinyurl.com/yfjy5p86