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都内50のギャラリーと美術館が参加する「アートウィーク東京」開催

東京という都市の文脈に息づく現代アートを世界に向けて発信するためのプロジェクト「アートウィーク東京」が、2021年11月4日(木)から7日(日)まで開催される。現代アートを牽引してきた都内50のギャラリーと美術館が集い協働する、かつてない規模のアートイベントとなる。本イベントでは、アートを乗せて走る「アートバス」を自由に乗り降りし、50のアートスポットへアクセスすることができる。東京のアートとカルチャーを体感しながら、オンライントークなどで現代アートの見方や最新のアート・トピックをチェック。アートのビギナーからプロフェッショナルまで、すべての人が東京のアートとカルチャーを思い思いに満喫できるよう用意されたクリエイティブなアートウィークとなる。adf-web-magazine-artweek-tokyo-2021-1.jpg

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4つのルートと参加美術館・ギャラリー(一部)

ルートA
森美術館

「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」 会期:4月22日~ 2022年1月6日

ダイバーシティが重要視される潮流のなか、現代アートにおいても注目の集まる、長いキャリアを持つ女性アーティストを紹介。世界各地の72 歳から106歳まで16人の作品・活動を通して、作家たちを突き動かす特別な力、「アナザーエナジー」とは何かを考える。エテル・アドナン、フィリダ・バーロウ、アンナ・ボギギアン、ミリアム・カーンほか。

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フィリダ・バーロウ《アンダーカバー 2》2020、展示風景:「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」森美術館(東京)2021年、Courtesy: Hauser & Wirth、撮影:古川裕也、画像提供:森美術館

カイカイキキギャラリー 

「Event Horizon」 会期:10月22日 - 11月11日(予定)

アルミニウム、ガラス、ブロンズ、粘土といった素材を型にはまらない方法で探求し、彫刻への考察を深めるフランス人アーティスト、ジャンマリ・アプリユの日本初個展を開催。本展では、宇宙飛行士と海の生物をテーマとした2つの新作シリーズを発表。

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ジャンマリ・アプリユ《Callisto》2020, © Jean-Marie Appriou, Courtesy of the artist, Photo : Benjamin Baltis

青山目黒

 「HAPPA フェス」 会期:11月4日 - 11月7日

「Happa」に入居するジャンルの異なる4グループ(DDAA 元木大輔/建築設計、sakumotto/イベント・ショップ企画、蓮沼執太/音楽家、アーティスト、青山目黒)のプレゼンテーション展示。ギャラリーとミーティングスペースの境界を開き一つの会場とし、4者が作品を持ち寄り総合的なインスタレーションを提示。

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DDAA / 元木大輔《Maruhiro Office “おうち”》© Daisuke Motogi

ギャラリーサイド2 

「三井淑香新作展」 会期:10月22日- 11月26日

三井淑香の個展。自身の娘と過ごす日常の時間や事物、韓国から来日し貿易業を営んだ祖父の思い出などを通し、現代のポップなイメージと隣り合わせに表現される伝統文化へのオマージュを描き、過去と現在が行き交う不思議な時空をつくり出す。

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三井淑香《壺の間》2020

ルートB
アーティゾン美術館 

ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌  M式「海の幸」— 森村泰昌 ワタシガタリの神話  会期:10月2日 - 2022年1月10日

「自画像的作品」をテーマに制作してきた森村泰昌は、石橋財団所蔵の青木繁《自画像》、《海の幸》に着想を得た作品を制作するなど、以前から同財団の青木作品に想いを抱いてきた。改めて《海の幸》と向き合い、青木への想いを新たな作品へと昇華させるなど、青木作品約10点、50点以上の新作を含む森村作品約60点で構成。

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森村泰昌《自画像/青春(Aoki)》2016/2021

ギャラリー小柳

「I saw it, it was yours.」 会期:9月11日 - 10月30日, 11月4日〜 11月7日

膨大な作業量によって描かれた鉛筆画を空間に配したインスタレーションを展開する橋本晶子の個展。2020年の資生堂ギャラリーでの個展「Ask him」で展示したトレーシングペーパーにカーテンを描いた巨大な鉛筆画に新作10点を組み合わせ、ギャラリーの空間に新たな風景をつくり上げる。

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橋本晶子《Ask him》2020, Installation view of Akiko Hashimoto : Ask him at The 14th shiseido art egg, Shiseido Gallery, 2020、制作協力:資生堂 © Akiko Hashimoto, Photo by Watson Studio

無人島プロダクション

「ディスリンピアン2021」 会期:10月30日 - 11月20日

風間サチコ個展。《ディスリンピック2680》(2018)から派生した展覧会。《ディスリンピアン九軍神》では、国の威信をかけ鍛え上げられた9名のアスリートが描かれ、それぞれに社会背景やドラマが設定されている。コロナ感染者数の爆発的急増と比例するかのように連日メダルラッシュが報道されたTOKYO2020の後に残されたものとは何か。

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風間サチコ《人間富嶽》2017, Photo: Mineo Sakata, Courtesy of Fuchu Art Museum

Take Ninagawa

大竹伸朗「残景」 会期:10月30日 - 12月18日

多様なフォームを用い、現代の文化的な創作やその活動がいかに流通し受容されるかを探ってきた大竹伸朗。本展では、本展では、コロナ禍に取り組んだ新しい連作『残景』を紹介。さまざまな素材を組み合わせた分厚い油彩画の堆積物から成る、三次元の構造を組み込んだ新たな作品を通して「記憶の最後に残る景色」を探求する。

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大竹伸朗《残景 1》2019, © Shinro Ohtake, Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo, Photo by Kei Okano

ルートC
ワタリウム美術館 

梅津庸一展「ポリネーター」  会期:9月16日 - 2022年1月16日

ドローイング、絵画、映像、陶芸などの作品制作から、キュレーション、非営利ギャラリーの運営なども行う梅津庸一の2004年から2021年までの作品を、作家自身のキュレーションで紹介。展覧会名「ポリネーター」は植物の花粉を運び受粉させる媒介者の意で、梅津自身の立ち位置を喩えて選ばれた。信楽で滞在制作した新作の陶芸作品も多数出品。

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梅津 庸一

スカイザバスハウス 

「Tornscape」 会期:11月2日 - 12月18日

名和晃平の個展。独自のアルゴリズムで反応変化し続ける映像インスタレーション《Tornscape》などを発表。災害と疫病に見舞われた800年前の随筆を参照する本作は、気象や物理データのパラメータを調整したデジタルシミュレーションによって、生まれては消える泡のように無常な世界を描き出し、今日の時代と共鳴する。

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名和 晃平《tornscape》

ナンヅカ アンダーグラウンド

「SOME DAYS ARE DIAMOND」 会期:10月9日 -11月7日

ラゴスを拠点に活動するワハブ・サヒードの日本初個展。印象的なマークやパターン、色鮮やかな背景と木炭で描かれた部分の暗さによる色価により、情緒的で脆弱なモチーフに独自のコントラストを与えるサヒードの作品は、人間の存在を構成するのに不可欠な出来事、それをとらえることのできる心理とは何かを探し続けている。

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ワハブ・サヒード《Secret in Scars》2021, ©Wahab Saheed, Courtesy of NANZUKA

4649 

「カルビン・ミシェリ-ネルソンと清水将吾」 会期:11月4日 - 12月19日

ロサンゼルスをベースに活動する画家、カルビン・ミシェリ-ネルソンと、4649のディレクターでもある清水将吾による二人展。ともに1993年生まれの二人の、作品を通じたインターネット上での自助的な交流をきっかけに企画された。ミシェリ-ネルソンにとっては日本での初展覧会。

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カルビン・ミシェリ-ネルソンの作品(2021)

ルートD
東京国立近代美術館 

柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」会期:10月26日- 2022年2月13日

「民藝」の動向を、「民藝運動の父」と呼ばれる柳宗悦の没後60年の年に紹介。400点を超える柳らが蒐集した暮らしの道具類や民画コレクション、出版物、写真、映像などの同時代資料を通し、民藝とその内外に広がる社会、歴史、経済を浮かび上がらせる。「MOMATコレクション」では、戦後のグラフィックデザインと美術の間にあった造形や人々の交流に焦点を当てた展示を開催。

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《羽広(はびろ)鉄瓶》山形県 1934年頃 日本民藝館

シュウゴアーツ 

「わたしはどこに立っている」 会期:10月30日 - 11月27日

美術史や20世紀の歴史的人物などに扮して写真によるセルフ・ポートレイトを制作する森村泰昌と、ヴェニス・ムラノ島で吹きガラスによる制作を行う三嶋りつ惠の共同プロジェクトとして二人展を開催。森村の自画像の美術史シリーズより、松本俊介、ヤン・ファン・エイク、デューラー、ダヴィンチ、カラヴァッジョ、ゴッホらをとりあげ、三嶋はそれらの人物へ捧げる新作をヴェニスで制作して発表。

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左)森村泰昌, 《自画像の美術史(ゴッホ/青い炎)》2016/2018 右)三嶋りつ惠《AMON》2019(参考画像), Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Francesco Barasciutti

小山登美夫ギャラリー 

「シュシ・スライマン展」 会期:10月7日 - 11月13日

東南アジアの歴史、祖国マレーシアの文化や自身の記憶、アイデンティティを作品の大きなテーマとするシュシ・スライマンの個展。マレー系と中国系にルーツを持つスライマンは、その土地特有の樹木や土、水などの自然物を使用しながら、幅広いアプローチで表現を行ってきた。その神秘的な世界観は、人間、自然、アートとの分かち難い複雑な関係性を観る者に提示する。

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シュシ・スライマン《PETA》2021, © Shooshie Sulaiman, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

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