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ヨットの大型インスタレーション作品に加え、日本初登場となるペインティング作品など新作を発表

ココ・カピタン(Coco Capitán)展覧会「L057 L053R」がスパイラルガーデンで2024年10月2日(水)から10月14日(月・祝)まで開催される。カピタンは1992年スペイン生まれ、現在はロンドンを拠点に活動している。本展は、人生の不確実性と自由の象徴として、変わりゆく海を再解釈することを創作活動のテーマとする大規模な展示となっている。

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© Coco Capitán

ゴースト船長が操る実物大のヨットが突如地殻を破り、青山のスパイラルガーデンの床から激しく突き出し出現するというオリジナルのストーリーに基づくインスタレーション作品を中心に、日本で初めての公開となるハンドライティングによるテキストベースのペインティングのプローズ作品や写真作品など、本展のために制作した新作が登場。広大で美しくも予測不能な海を人生に例え、決して目的地ではなく経験そのものが重要であり、未知に身を浸し、不確かさを受け入れることで初めて真の知恵と内的な自由が生まれるというカピタンの哲学を表現している。

ココ・カピタン(Coco Capitán)

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© Coco Capitán

2016年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで写真分野のMFA(芸術修士)を修了。アート活動においては、ファインアートとコマーシャルアートの両分野にまたがり、写真、絵画、インスタレーション、散文など多岐にわたる。最近の個展には、「NAÏVY: in fifty (definitive) photographs」(Maximillian William Gallery、ロンドン、2023年)、「Who Art Thou」(Yvon Lambert、パリ、2023年)、「Ookini」(京都、2023年)、「NAÏVY: in fifty (definitive) photographs」(Parco Museum、東京、2022年)、「Naïvy」(Maximillian William Gallery、ロンドン、2021年)、「Busy Living: Everything with Everyone, Everywhere, All of the Time」(Maison Européenne de la Photography、パリ、2020年)、および「Is It Tomorrow Yet?」(Daelim Museum、ソウル、2019年)がある。作品は、パリのMaison Européenne de la PhotographyやアムステルダムのHuis Marseille(写真美術館)などのコレクションに所蔵されている。

ココ・カピタン展覧会「L057 L053R」開催概要

会期2024年10月2日(水)~10月14日(月・祝)
時間11:00~19:00
会場スパイラルガーデン
URLhttps://tinyurl.com/y5z4623d