日本とドイツのデザインや木工技術を掛け合わせサスティナブルな日本の建築技術の海外普及を実現
⼤阪地域振興調査会は⽇本万博博覧会記念基⾦助成⾦事業として、⽇本の和建築職⼈の技術とドイツのデザインや⽊⼯技術を掛け合わした和室空間「UTSUWA 3.0」を開発。その発表となる展示イベント「“仕口”が繋ぐ日独職人の仕事展」をドイツ・ベルリンのベルリン⽇独センター、ANCB Aedesメトロポリタン・ラボラトリー、Fahrbereitschaft美術館にて2022年11⽉18から11月20⽇、11月25日、26日に開催する。
今回の展示は和建築職⼈の「ホンモノ」志向の技術を発信する「器プロジェクト」の一環で、2022年7⽉31⽇にクラウドファンディング「READFOR」にて達成した資⾦を活⽤してプロトタイプを制作している。
器プロジェクトについて
2015年にスタート。減少している和建築職人の「ホンモノ」志向の技術を発信することでマーケットを持続させるために結成し、大阪で和室空間「器」を開発発表。現在はドイツを拠点として、現地職人による和室空間「UTSUWA」の試作を開発(2021年)し、同年12月にはプロジェクト初となる国際フォーラムを開催した。
和室空間「UTSUWA 3.0」
二本以上の木を組み合わせる技術“仕口”の多くは直角であるが、登梁を受ける蕪束という仕口をUTSUWA3.0用にアレンジし、これを"CHONMAGE"と名付けた。この手法を活用し、日独の建築家や木工家など10を超える企業や個人の共創によって組立式の和室空間「UTSUWA 3.0」を現地で制作する。
「“仕口”が繋ぐ日独職人の仕事展」開催概要
日程 | 2022年11月18日から11月20日まで / 11月25日から11月26日まで |
時間 | 20:00 ~ 25:00(日本時間) |
場所 | ドイツ・ベルリン |
会場 |
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参加費 | 無料 (一部、有料) |
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