展覧会シリーズ「アール・ブリュット ゼン&ナウ」がスタート
東京都渋谷公園通りギャラリーは、「レターズ ゆいほどける文字たち」展を2021年1月23日(土)から3月21日(日)まで開催する。「アール・ブリュット ゼン&ナウ」は、国内外のアール・ブリュットの動向において、長く活躍を続けるアーティストと、近年発表の場を広げつつあるアーティストを、さまざまな角度から紹介する展覧会シリーズ。第1回目にあたる「レターズ ゆいほどける文字たち」では、文字に魅了され文字にとりつかれた8名のアーティストを取り上げるを取り上げる。
作品には、音や意味、形などへの興味から始まる、それぞれの作家の文字への執着が映し出される。例えば、気に入った文字の繰り返しや、記憶の中の情景や関心を寄せるものを表す説明、独自の書体による日記や壮大な自作の物語、あるいは、愛しい人への手紙として現れることもある。アーティストの手の跡が色濃く残る文字は、画面上で重ねられる中で、音や意味から解き放たれて、ただの線や点になる。しかし、すぐにまた、手放したそれらをまとって文字へと戻っていく。くり返し結んではほどける文字。その書かれ、描かれた世界を楽しめる内容となっている。
「 レターズ ゆいほどける文字たち 」展概要
タイトル | 「アール・ブリュット ゼン&ナウ 2021 レターズ ゆいほどける文字たち」 |
会期 | 2021年1月23日(土)~3月21日(日) |
休館日 | 月曜日 |
会場 | 東京都渋谷公園通りギャラリー展示室1、2 |
入場料 | 無料 |
出展作家 | 喜舎場盛也、佐久田祐一、ハラルト・シュトファース、新城千奈、富塚純光、西川匠、西山友浩、松本国三 |
主催 | 東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー |