2040年の東京を「木の都市」にする多様なデザインを大手町・丸の内・有楽町・八重洲でプレゼンテーション
日本デザイン振興会が千代田区丸の内で運営するデザイン発信拠点GOOD DESIGN Marunouchiはteam Timberizeとの共催で、企画展「TOKYO WOOD TOWN 2040 山と木と東京」を2024年4月18日(木) から5月19日(日)まで開催する。
本展は井上岳一、腰原幹雄、若杉浩一をディレクターに迎え、現在の山と木が抱える課題に対して「山と都市の循環をデザインで創出する」ことをテーマに、大手町・丸の内・有楽町・八重洲エリアの複数箇所で主催企画を実施。さらに、銀座エリアの山と木に関係の深いイベントやスポットを連携拠点としてネットワークし、山の課題に取り組む多様なプレイヤーの実践に触れる機会を提供する。
企画趣旨
荒廃した現在の日本の山林に手を入れ、豊かな森林資源を次代につなぐためには山と都市の間に木と経済の循環を生み出すことが不可欠である。本企画展は山と木と都市の現状に着目し、山と都市をつなぎ循環をもたらすデザインを通じて2040年までに東京を「WOOD TOWN」に変えてゆく方策を展望する。GOOD DESIGN Marunouchiだけでなく、大手町・丸の内・有楽町および八重洲地区の全5会場で展開し、会場ごとにテーマを設け、建築家、デザイナー、アーティスト、研究者、メーカー、ディベロッパー、建設会社等、多方面のプレイヤーの実践を紹介。さらに銀座エリアの連携拠点もネットワークし、2040年の東京を心地よく創造力にあふれた「木の都市」にするための技術やアイデアを、デザイン、アート、建築、都市開発の営みの中に探る。
会場企画
GOOD DESIGN Marunouchiを起点に、有楽町エリアの計4会場と、八重洲の1会場で展示を実施。大手町・丸の内ではトークやフォーラムを開催する。
第1会場 GOOD DESIGN Marunouchi 「山と木のデザイン大全展」
- 会期:4月18日(木)-5月19日(日) 11:00-20:00
- 会場:GOOD DESIGN Marunouchi
第2会場 「TOKYO WOOD TOWN 2040 都市木造スタジオ」
- 会期:4月18日(木)-5月12日(日) 11:00-20:00
- 会場:東京都千代田区丸の内3-4-2 新日石ビル1F
第3会場 YAU CENTER 「6steps|6段の階段 森の営みから生まれるダンス」
- 会期:4月24日(水) - 5月19日(日) 12:00-19:00
- 休館日:月、火曜日 ただし5月6日(月)は開館
第4会場 国際ビル1F エントランス 「貫構造の可能性」
- 会期:4月18日(木)-5月19日(日) 10:00-22:00
- 会場:東京都千代田区丸の内3丁目1-1 国際ビル1F 仲通り側エントランス
第5会場 東京ミッドタウン八重洲 アトリウム 「日本の木造技術、高層木造建築の歴史と未来」
- 会期:4月18日(木)-5月19日(日) 7:00-22:00
- 会場:東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 1F アトリウム
ディレクター
- 井上 岳一(いのうえ・たけかず):日本綜合研究所 創発戦路センター エクスパート
- 腰原 幹雄(こしはら・みきお):東京大学 生産技術研究所 教授・NPO法人team Timberize 理事
- 若杉浩一(わかすぎ・こういち):武蔵野美術大学 教授/同大学 ソーシャルクリエイティブ研究所所長
「TOKYO WOOD TOWN 2040 山と木と東京」開催概要
会期 | 2024年4月18日(木)から5月19日(日)まで |
時間 | 11:00 - 20:00 |
入場 | 無料 |
URL | https://tinyurl.com/28cb95s9 |