The Museum of Modern Art, Ibaraki presents “Six Solo Exhibitions 2020”

adf web magazine塩谷良太《物腰(2015)》2015年,陶,「雨引の里と彫刻 2015」での展示風景adf web magazine野沢二郎《風の羽根》2020年,油彩・キャンヴァスadf web magazineアビルショウゴ《カタバミ》2007年,ガラスadf web magazine國司華子《来迎ノ図》2019年,紙本彩色 adf web magazine一色邦彦《炎翔》2004年,FRPadf web magazine須藤玲子《扇の舞》2020年,テキスタイル,コンプトン・ヴァーニー・アート・ギャラリー・アンド・パークでの展示風景 Fabric: Touch and Identity © Compton Verney, photography Jamie Woodley

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茨城県近代美術館 企画展「6つの個展 2020」

茨城県近代美術館は、企画展「6つの個展 2020」を2020年11月3日(火・祝)から2020年12月20日(日)まで開催する。茨城にゆかりがあり、それぞれのジャンルで注目すべき活動を続けているアーティスト6名を選定し、個展形式で紹介する展覧会。一色邦彦(彫刻)、須藤玲子(テキスタイル)、野沢二郎(油彩画)、國司華子(日本画)、アビルショウゴ(ガラス)、塩谷良太(陶)の代表作や近作、新作が展示される。

近年、美術の表現形式は多様化の一途をたどっている。実体を伴わない映像作品をはじめ、ヴァーチャル・リアリティなど最新のテクノロジーを駆使したかたちのない作品も少なくない。このような状況だからこそ、物質的な素材をあえて選択する作家は、その素材ならではの技術や表現をより意識的に追究しているともいえる。

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須藤玲子《扇の舞》2020年,テキスタイル,コンプトン・ヴァーニー・アート・ギャラリー・アンド・パークでの展示風景
Fabric: Touch and Identity © Compton Verney, photography Jamie Woodley

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塩谷良太《物腰(2015)》2015年,陶,「雨引の里と彫刻 2015」での展示風景

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アビルショウゴ《カタバミ》2007年,ガラス

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野沢二郎《風の羽根》2020年,油彩・キャンヴァス

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國司華子《来迎ノ図》2019年,紙本彩色

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一色邦彦《炎翔》2004年,FRP

本展では展示室を6つに区切り、絵画(野沢二郎、國司華子)、彫刻(一色邦彦)、テキスタイル(須藤玲子)、ガラス(アビルショウゴ)、陶(塩谷良太)という異なるジャンルや素材に取り組む6名の作家を個展形式によって紹介する。彼らは40代から80代まで様々な世代に属すが、莫大なデータや情報がオンラインで飛び交うデジタル時代において、いずれも自身のリアルな感覚によって世界に対峙し、手を介して「物」としての作品を制作するアーティスト。それぞれの作品を通して、彼らがどのように世界を捉え、それをどのようにかたちある「物」に昇華しているのかを試しみる。また、本展は、彼らの作品を通して「茨城」のみならず現代における美術作品の多様性と可能性に触れられる内容となっている。

茨城県近代美術館 企画展「6つの個展 2020」概要

会期2020年11月03日(火・祝)〜2020年12月20日(日)
会場茨城県近代美術館
住所茨城県水戸市千波町東久保666-1
休館日月曜日
※11月23日(月・祝)は開館,11月24日(火)は休館
入場料一般 870円,満70歳以上 430円,高大生 610円,小中生 370円