奈良美智デザインのシリア難民支援キャンペーンカードを期間限定配布
シリア難民が直面している現状と、シリア難民への越冬支援活動を広く周知し、支援の輪を広げることを目的に、このたび国連UNHCR協会とジャパン・プラットフォームは美術家の奈良美智がデザイン協力した「THINK ABOUT A REFUGEE」キャンペーンを共同展開する。
奈良美智は今年3月、ジャパン・プラットフォーム企画の「JPF× ART Project」でヨルダンのシリア難民キャンプやアンマン市内で暮らすシリア難民家族を訪問。そこではじめて直にシリア難民の人たちと触れ合う機会を持った。今回、奈良は越冬支援の輪が少しでも広がるようにと、「THINK ABOUT A REFUGEE」キャンペーンにデザイン協力した。
「THINK ABOUT A REFUGEE」には「難民のことを思うとき、数ではなく1人の"ひと"を思ってほしい」という願いがこめられている。
奈良美智(なら よしとも)
美術家。1959年青森県生まれ。1988年ドイツ国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学。2000年に帰国するまでケルンで制作を続ける。絵画を中心にドローイング、立体(木彫、FRP、セラミック、ブロンズ)、廃材を使った大型インスタレーション、そして写真作品など多様な作品を世界各地の美術館やギャラリーで発表する、日本を代表する美術家の一人。近年の主な個展に、「君や 僕に ちょっと似ている」横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術館を巡回(2012-2013 年)、「Life is Only One: Yoshitomo Nara」Asia Society Hong Kong Center(2015 年)、「奈良美智 for better or worse」豊田市美術館(2017 年)など。
国連 UNHCR協会 「THINK ABOUT A REFUGEE」キャンペーン
国連UNHCR協会は活動の一環として、全国12都道府県の商業施設やイベント会場などの街頭ブースを通じて継続支援者を募る「国連難民支援キャンペーン」を実施。奈良美智がデザイン協力したキャンペーンカードを全国12都道府県の街頭ブースで2019年11月15日(金)より期間限定配布。ブースに立ち寄って、難民支援や越冬支援についての話を聞いた方に先着で配布する。
キャンペーン概要
場所 | 国連UNHCR協会 街頭ブース |
時期 | 2019年11月15日(金)~年内まで(キャンペーンカードが無くなり次第終了) |
実施都道府県 | 北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、京都、福岡 |
実施場所問合せ先 | 難民ご支援ほっとライン 0120-540-732 (通話料無料:平日10 時~19時) |
特設ページ | https://bit.ly/3r1pQnJ |