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都市の隙間を多目的空間にコンバージョン

三菱地所は有楽町「Micro(マイクロ) STARs(スターズ) Dev(ディベロップメント).」を契機に、有楽町で生まれた新しい仕組みやソフト的な取り組み等を、今後の有楽町エリア再構築のハード・ソフト両面に繋げる取り組みを推進している。今回、新たな取り組みとして、新国際ビル・新日石ビル間の路地空間をリニューアルし、都市の隙間の公園機能として、有楽町に「SLIT PARK」 を2022年6月1日より開業した。adf-web-magazine-slitpark-9

本計画は薄暗く活用されていない路地であった場所を光と緑あふれる空間に変え、また工事中に発生した廃材の一部を新たな空間演出として再利用する等、過去と未来が交錯することで生まれる違和感と刺激を演出している。この生まれ変わった空間を有楽町エリアの新しい拠点として訪れる全ての人に開放し、キッチンカーや路外ショップによる飲食・物販のサービス、空間に躍動感をもたらすアートの設置、また誰でも気軽に参加できるようなイベントを積極的に企画、実施することで出会いや交流を促進し、街の魅力度向上に繋げていく。adf-web-magazine-slitpark-5adf-web-magazine-slitpark-14

グランドオープニング特別企画「アートを軸にした有楽町のこれから」トークサロン

この新しい街づくりのはじまりに寄せて2022年9月5日には三菱地所社長吉田淳一、東京藝術大学学長日比野克彦を迎えトークサロンが開催された。6月に先行オープンした屋外空間に加え、空間のコアとなるビル1階フロアの一部をリノベーションした、緑と音と映像に囲まれたコミュニティ型ラウンジ「Wick Lounge」も誕生し、これまで行き来することができなかった丸の内の大名小路と丸の内仲通りをつなぐ新たな街の導線が生まれた。2022年8月19日のグランドオープン後は「新しい働く場の創造」のテーマを感じられるイベントが開催されるなど、今後も「音楽とトークで繫ぐ未来の社交場」や「メディテーションを兼ねたアート空間」など、Slit Park内で体感することができる様々な“出逢い”を楽しむことが出来る。adf-web-magazine-slitpark-1adf-web-magazine-slitpark-15

「SLIT PARK」 5つの特徴

  1. 通路として利用されてきた路地裏空間をフルリニューアルし、多目的な活動空間に転用
  2. トークセッション等の会場機能やキッチンカー展開による飲食機能を実装
  3. wifi 及び電源を各所に完備、執務空間として常時利用可能
  4. ワークショップ等を通じ、有楽町ならではのコミュニティ形成を促進
  5. 有楽町で推進するアート関連の取り組みを始め、大丸有全体で催す各種企画と連携

adf-web-magazine-slitpark-7今後の展開について

三菱地所では大手町・丸の内・有楽町エリアにおけるまちづくりを「丸の内 NEXT ステージ」と位置づけ、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を目指し、今後「丸の内 NEXT ステージ」を加速させる5つのまちづくり戦略を軸として様々な施策を推進。その中で
「長期経営計画2030年」では有楽町エリアを重点更新エリアの1つと定めており、有楽町エリアにおいて既に有楽町ビル・新有楽町ビルの建替計画着手を発表。今後、新築ビルの開発計画に並行して稼働中のビルについても順次リニューアルを行い、有楽町エリア全体の再構築を促進していく。