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美術館でも博物館でも科学館でもない全く新しいミュージアム

ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、2023年3月に開業する新球場ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールドHOKKAIDO)のレフトスタンドに位置する「TOWER 11」の2階に、「tower 11 museum」を展開する。5台の縦型LEDビジョンを駆使した没入型シアターでの映像体験と展示、インスタレーションで構成されるミュージアムとなっている。

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tower 11 museum 展示イメージ (C)H.N.F.

tower 11 museumの意義

TOWER 11は、これまでの球場にはない、既成概念を打ち破る配置と外観でエスコンフィールドの象徴的なランドマークとして、様々な観戦体験や各種情報発信を目指す。2階に配置する「tower 11 museum」は、美術館でも博物館でも科学館でもない、一人一人が未来を、世界を、地球を、そして生きることを考えるきっかけを提供する、全く新しいミュージアム。ディレクターに2020年ドバイ国際博覧会日本館でクリエイティブディレクターを務めたモンタージュの落合正夫、スペシャルアドバイザーにSPACEの福本理恵を迎え、新たな世界観を表現する。いま世界にあふれる様々な社会問題をよく知ること、そして想像すること。様々な分野のクリエイターと共にアートを通して思考を巡らせる機会を創出し、共創の場としても活用する。

テーマ

テーマはLIFE。自然が生み出す造形、人々が築いてきた文明、あるいは人々の感性、そして万物を構成する素粒子たちの有り様を見つめ、いのちとはなにか?なぜ生きるのか?という根源的な問いを投げかける。子どもから大人まで、来場される方々に新たな発見や考えるきっかけを与える展示を計画している。

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テーマ イメージ

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テーマ イメージ

ミュージアムディレクター

モンタージュ / 落合正夫

CG・VFXデザイナーを経て演出家として活動。ドバイ万博日本館、ミラノデザインウィーク、愛知芸術祭など、国内外のプロジェクトに参加し、空間演出や映像演出を手がける。tower 11 museumでは、複雑な世界の課題を単純化し認識するのではなく、複雑なまま立体的に捉える視座を提示する。“Life” という問いをきっかけに沸き起こる無数の疑問と気づきこそが、複雑な世界をありのままに受け止める感性となり、未来を考える力になるだろうと考える。空間演出、映像演出の経験を生かし企画展全体の体験を設計する。

スペシャルアドバイザー

SPACE / 福本理恵

SPACE 最高情熱責任者 / 異才発掘プロジェクトROCKET初代プロジェクトリーダー / 東大未来ビジョン研究センター客員研究員 / 国際日本文化研究センター共同研究員 / 経産省「産業構造審議会」委員 / 文部科学省「特定分野に特定な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」委員。近年、経済産業省のプロジェクト「未来の教室」の実証事業に携わり、個々の子どもの個別最適な学びの実現を推進すると共に、デジタル教材「STEAMライブラリー」では「STEAM CHAOS」というコンテンツを開発し、子ども達が自分らしく生きていくためのヒントに出会える機会を提供している。tower 11 museumでは、分子生物学、社会学、民俗学、生態学、植物学、地球科学など、本作品の多岐にわたる専門分野の学者研究者の意見を、「新しい教育」という視点で再編集し、総合的な監修にあたる。

「tower 11 museum」施設概要

場所 / 面積TOWER 11 2階 / 481㎡
営業時間通年(予定)
開業時期2023年3月