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専門学校桑沢デザイン研究所の授業として取り組んだ初のコラボ制作

渋谷区とシブヤフォントは、シブヤフォントの新作フォントとパターンの発表会を2022年12月4日に開催する。発表会では1つの事業所と学生2人からなる10チームがそれぞれ制作の過程やデザインのコンセプト、パターンとフォントを使った賞品提案などのプレゼンテーションをオンラインにて行う。企業・団体(計12社)をゲスト審査委員として招聘し、コラボ制作のストーリーを共有すると共に、商品・サービスへの採用につなげる構成としている。adf-web-magazine-shibuya-font-1

シブヤフォントについて

2016年にはじまった渋谷区内ではたらく障がいのある人たちの文字や絵をデザイン学生がフォントやパターンにするソーシャルアクション。制作されたデータは渋谷区公認のパブリックデータとして、さまざまなモノ・コトへの活用を広げている。また障がい者の工賃向上を目的として売り上げの一部を福祉施設に還元。内閣府「第4回日本オープンイノベーション大賞」選考委員会特別賞、ソーシャルプロダクツ・アワード大賞、IAUD国際デザイン賞金賞、グッドデザイン賞、などを受賞。adf-web-magazine-shibuya-font-2

桑沢デザイン研究所で正式授業に

2022年度は専門学校桑沢デザイン研究所のソーシャルプロジェクトの授業として運営され、より密度の高い連携とデザインの質にこだわったデザインを生み出した。昨年まではボランティアを募って行われていたシブヤフォントの制作。ソーシャルデザインプロジェクトの名称のもと20名のデザインを学ぶ学生が10の施設が制作に参加した。約3ヶ月間に渡り学生は渋谷区内の障がい者支援事業所に定期的に足を運び、支援員と利用者(メンバー)と共にアートワークを行い、デザインを試行錯誤しながら魅力的なフォント&パターンへと仕上げた。実技を学びながら社会の現場の人々と共に共創しながらデザインをする、今までにない実践的な授業となった。

進行MC

ライラ・カセム

障害福祉の現場の創作活動とデザインを繋げ、協働創作を通して商品開発や様々なプロジェクト企画・運営。障がいのある人々の経済自立・社会参加とデザイナーや企業の社会意識を促す活動をしている。その象徴でもある「シブヤフォント」ではアートディレクターを務め、近年で本プロジェクトはグッドデザインや内閣府オープンイノベーション大賞など多数の賞を受賞。東京大学特任研究員、専門学校桑沢デザイン研究所の非常勤講師なども務める。adf-web-magazine-shibuya-font-3

「シブヤフォント新作フォント&パターン発表会」

日程2022年12月4日
スケジュール
  1. イントロダクション
  2. 学生発表 PART1(10分 × 5チーム)
  3. 学生発表 PART2(10分 × 5チーム)
  4. 審査員コメント
  5. 結果発表・賞授与
参加方法事前申し込み(参加無料)