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学生の創造する力を引き出す活動を推進する感性教育の拠点

金沢工業大学が、国際的に活躍する彫刻家・グラフィックデザイナー五十嵐威暢から寄贈された5000点もの作品や資料を所蔵する感性教育の拠点「五十嵐威暢アーカイブ(以下、五十嵐アーカイブ)」をライブラリ―センター内に2023年11月1日(水)にオープンする。併せて、開館記念展示として「見ているか?[第1期]」を、2023年11月1日(水)から2024年4月30日(火)まで開催する。

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金沢工業大学は、急速に変化する社会からの要請に応えるべく、これまで取り組んできたSTEM教育に「デザインとアート」を柱とした感性教育を融合すること、そしてその研究の充実と実践を行うことを目指している。五十嵐アーカイブの多様な作品や関連資料を活用した独自の教育プログラムを通じて金沢工業大学の学生が独自の視点で世界を感受し、創造する力を引き出す活動を推進していく。また、五十嵐アーカイブは街に開かれた学びの場所として学外の方も利用できる。

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五十嵐アーカイブでは、主にリアルな展示を体感することで目と心を鍛え、想像力に磨きをかける。一方、開館記念展示では、「見る」という行為から始まる思考や感情の動きを楽しむべく、「見る」というシンプルな行動に問いかける「見ているか?」を基調にした展示を行う。

開催期間中には、五十嵐アーカイブの主任学芸員によるガイドツアーや学長、外部講師による開館記念トークが予定されている。詳細は公式サイトにて順次更新される。

五十嵐威暢

1944年北海道滝川市生まれ。1970年代から国際的なデザイナーとして活動したのち、90年代に彫刻家に転身。日常にアートという理念のもと国内外にパブリックアートとしての作品を数多く制作している。多摩美術大学の第9代学長を務め、現在は名誉教授。金沢工業大学の学園章などを制作。1980年代初頭金沢工業大学のUI(ユニバーシティ・アイデンティティ)に取り組む。

「見ているか?[第1期]」開催概要

会期2023年11月1日(水)~2024年4月30日(火)
時間10:00 - 17:00
休館日2023年12月27日~2024年1月5日
会場金沢工業大学
同時開催「Igarashi Takenobu デザインからアートまで」
URLhttps://igarashiarchive.jp/