Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

アートギャラリー・美術館展覧会のおすすめ情報

2021年9月以降に開催されているアートギャラリー・美術館の展覧会をおすすめ情報をご紹介します。アートギャラリー、美術館による開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。コロナ禍のため、最新の展示情報については、各美術館・博物館のホームページをご確認ください。

「KAWS TOKYO FIRST」 東京・森アーツセンターギャラリー

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-3

2021716日(金)から1011日(月)まで、ニューヨーク・ブルックリンを拠点とする稀代のアーティスト、KAWS(カウズ)の大型展覧会「KAWS TOKYO FIRST」を開催します。国内初の大型展覧会となる本展では、150点を超える作品を展示、コマーシャルアートとファインアート双方の領域を網羅するKAWSの視覚的アプローチに迫り、制作初期の作品から最新作までの絵画や彫像、プロダクトなどを通して、そのユニークな芸術制作の軌跡や美術史的意義を辿ります。 

  • 会期:2021年7月16日(金)~10月11日(月)
  • 主催:フジテレビジョン、森アーツセンター
  • 休館日:8月5日(木)
  • 会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)アクセスはこちら
  • URL:https://bit.ly/2Vj6jp3

「再演―指示とその手順」展 東京藝術大学大学美術館

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-20

東京藝術大学大学美術館では8月31日(火)から9月26日(日)の期間、「再演―指示とその手順」展を開催します。現代の新たなメディアともいえる指示書(インストラクション)をテーマに、美術館というミュージアムにおける芸術作品の再演(再現)について考察。指示書に従い、複製や再現、移行や再制作が必要となる芸術作品の再演(再展示)について、その保存、継承における作品の同一性を問うことを目的としています。作品の展示を主体とせず、展示時の作者不在を想定した第三者に伝えるための指示書、記録写真、映像、参考資料など、作品に関連する様々な指示や手順、仕様をご覧ください。

  • 会期:2021年8月31日(火)~9月26日(日)
  • 開館時間:午前10時~午後5時
  • 主催:芸術保存継承研究会
  • 休館日:9月6日、9月13日、9月21日
  • 会場:東京藝術大学大学美術館 本館展示室2
  • 観覧料:無料
  • URL:https://taira.geidai.ac.jp/archives/projects/6

「バンクシーって誰?展」東京・寺田倉庫 G1ビル

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-9

バンクシー《ラヴ・イズ・イン・ジ・エア》Love Is In The Air 2006年 個人蔵

寺⽥倉庫は、2021821日(土)から2021125日(日)まで開催される「バンクシーって誰?展」(主催:「バンクシーって誰?展」実行委員会)に協賛し、東京・天王洲にある弊社イベントスペースG1-5Fを提供します。“それはまるで映画のセットのような美術展”と称される「バンクシーって誰?展」は、現代のストリートで表現を続ける覆面アーティスト・バンクシーの謎に包まれた活動の軌跡をたどる展覧会です。プライベートコレクター秘蔵のオリジナル作品の展示に加え、世界各地に分散するバンクシーのストリート・アートを、美術館とは異なる会場空間でリアルサイズに再現します。バンクシーの活動を追体験することで、その意味を深く理解していただく機会となります。なお、本展の公式アンバサダーには俳優の中村倫也氏が就任されました。世界で最も注目を集める時代の先駆者とされるバンクシーの魅力を、展覧会の音声ガイドを通じてわかりやすくご解説いただきます。

  • 会期:2021年8月 21日(土)~ 2021年12月5日(日)
  • 開館時間:11:00〜20:00(金・土・祝前日は21:00まで)
  • 主催:「バンクシーって誰?展」実行委員会
  • 休館日:10月5日(火)、10月12日(火)、10月19日(火)
  • 会場:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)
  • URL:https://whoisbanksy.jp/

「未来の学校 -OPEN STUDIO- “みらいのピクニック展” わたしたちの新しいコモンズ」東京ミッドタウン

adf-web-magazine-school-of-the-future-tokyo-midtown-1

東京ミッドタウンとアルスエレクトロニカの協働プロジェクト「未来の学校」は、アーティストや参加者とともに、未来の社会を考えるさまざまな取り組みを実施しています。この学校は、「デザインやアートを通じて学校では教えてくれない未来のことを考える新しい場」です。今回開催する「OPEN STUDIO」では、東京ミッドタウンのオープンスペースが、アート作品の登場によっていつもと少し違った場所に変換され、訪れる人々にポジティブな未来社会を形づくるための問いを投げかけます。

  • 会期:2021年10月15日(金)~11月3日(水・祝)
  • 主催:東京ミッドタウン
  • 会場:ミッドタウン・ガーデン 21_21DESIGN SIGHT前芝生エリア
  • URL:https://bit.ly/38LvKmd

DESIGNART TOKYO 2021 都内各所

adf-web-magazine-DESIGNART-TOKYO-2021-1.jpg

建築家ジョニー・チウ×「KOBE LEATHER」共同制作のシングルチェア

世界屈指のミックスカルチャー都市、東京を舞台に、世界中からアート、デザイン、インテリア、ファッション、テクノロジー、フードなど様々なジャンルのモノやコトが集結し、都内各所で多彩な展示を行うDESIGNART TOKYO。昨年は世界中のイベントが中止・延期となるなか、感染症対策を徹底し、分散回遊型イベントを開催。また、延べ14万人来場、オンラインアクセス約85万リーチ(合計約100万リーチ)という結果を導くことが出来ました。今年は「CHANCE! ~かつてないチャンス〜」をテーマに行われます。初上陸のイタリア発メタルファニチャーブランド「DeCastelli(デカステッリ)」の新作発表。サスティナブルやSDGs など、時代を反映したコンテンツやコラボレーションも展開されるなど、東京から斬新なデザイン・アートを世界へ発信していきます。 

  • 会期:2021年10月22日(金)~ 10月31日(日)
  • 主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会
  • 会場:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷・恵比寿/代官山・中目黒/六本木/銀座/オンライン
  • URL:http://designart.jp/

ステファン・ブルッゲマンの3年ぶりの個展「ALLOW ACTION(GOLD PAINTINGS)」六本木KOTARO NUKAGA

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-2

Stefan Brüggemann《Hyper-Poem (Like)》2021

KOTARO NUKAGA(六本木)は、2021918日(土)から1023日(土)まで、ステファン・ブルッゲマン個展「ALLOW ACTION (GOLD PAINTINGS)」を開催いたします。ブルッゲマンの個展は、201810月の柿落とし以来3年ぶり、2回目の開催となります。今回の個展「ALLOW ACTION (GOLD PAINTINGS)」で発表されるのは、2020年のコロナ禍ににおけるロックダウン期間に新たなシリーズとして生まれた「Gold Painting」シリーズの新作10点です。「Gold Painting」は、カッティングシートに写しとったテキストを木製パネルに貼り付けた上から、金箔をラフに手で擦り付けながら何層も重ねた後、パネルの裏面からタッカーを打ったり、ナイフで表面を傷つけたりすることで描かれます。表面を覆う金箔は微かな光をも反射し、作品につけられた傷や微かな起伏は露わになり、増幅されます。それはそのまま、作品上に現れる文字列の向こうに途方もなく広がり続ける、デジタル社会に氾濫するテキストの洪水を想起させる装置となるのです。

ステファン・ブルッゲマンについて

英ロンドンとメキシコシティーを拠点に、彫刻、映像、ペインティングやインスタレーションなど、異なる領域を横断しながら制作を続けるアーティスト。我々が日常的に目にする、ニュースやSNS、街なかに溢れる広告などのテキストを、辛辣な現代社会批評とポスト・ポップの美学的視点を交えて巧みに組み合わせ、日々加速するデジタル社会にはびこる矛盾をあぶり出している。2019年にはパリのポンピドゥー・センターで大規模なインスタレーション作品を展示するなど、各国で展覧会やプロジェクトを展開。

「ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-」水戸芸術館

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-10

水戸芸術館では、スイスを拠点に活動するアーティスト、ピピロッティ・リストの作品展「ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-」を開催します。本展は、身体、ジェンダー、自然、エコロジーを主題とした作品およそ40点で構成。身体や女性としてのアイデンティティをテーマとする初期の短編ヴィデオ、ヴェニス・ビエンナーレ(1997)や横浜トリエンナーレ(2001)で国際的な注目を集めた《永遠は終わった、永遠はあらゆる場所に》(1997/京都国立近代美術館蔵)、自然と人間の共生をテーマにパノラミックなスクリーンへと展開する近年の大型インスタレーションなど、約30年間の活動の全体像を本格的に紹介します。

  • 会期:2021年9月1日(水)~10月17日(日)
  • 開館時間:10:00〜18:00
  • 休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日
  • 会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
  • URL: https://bit.ly/2Yqix0h

「りんご前線 - Hirosaki Encounters」展 弘前れんが倉庫美術館

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-12

ケリス・ウィン・エヴァンス《Drawing in Light (and Time) ...suspended》2020年 弘前れんが倉庫美術館「りんご前線 - Hirosaki Encounters」 Photo: ToLoLo studio

弘前れんが倉庫美術館では、秋冬プログラムに「りんご前線 - Hirosaki Encounters」を2021918()から2022130()まで開催します。本展では、りんごのテロワール(土壌)としての「弘前」の地に注目し、弘前ゆかりのアーティストの作品や、当地との出会いで生まれた作品を紹介するとともに、企画展タイトルの前線をキーワードに、弘前との出会いや異なる世界との交差、家族の歴史を通した自らのルーツの発見といった様々な遭遇や対峙・交流から生まれるエネルギーなどについて考えます。

  • 会期:2021年9月18日(土)~2022年1月30日(日)
  • 開館時間:午前9時~午後5時
  • 休館日:火曜日(祝日の場合は翌日に振替)
  • 観覧料:一般 1,300円
  • 会場:弘前れんが倉庫美術館 (青森県弘前市吉野町2-1) 
  • URL:https://www.hirosaki-moca.jp/

コレクション展「つらなり、かさなり」島根県立石見美術館

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-6

草間彌生 《ジェネシス》 1992-93年

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-7

野村康生《Noctis Labyrinthus (夜の迷宮)》 2017年

島根県立石見美術館では、コレクション展「つらなり、かさなり」を開催します。連続するモチーフの作品(つらなり)や、複数のモチーフを重ねて構成した作品(かさなり)を展示。本県出身の澄川喜一(吉賀町)、岩本拓郎(津和野町)、野村康生(益田市)のほか、草間彌生など現代日本を代表するアーティストの作品を紹介します。

  • 会期:2021年8月26日(木)~11月7日(日)
  • 開館時間:9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
  • 休館日:毎週火曜日
  • 会場:島根県立石見美術館 展示室C(グラントワ内)
  • URL:http://www.grandtoit.jp/museum/

 「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」佐賀県御船山楽園

adf-web-magazine-2021-sep-recommendation-for art-exhibition-11

アート集団チームラボが御船山楽園(九州・武雄温泉)で開催中の、大自然のアート展「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」が、今の季節だけ、秋の装いに変わります。無数のランプが輝く空間には紅葉の色彩が、お茶にインタラクティブな花が咲く作品には秋の花々が登場。また、9月4日(土)からは、光でできた彫刻作品《Light Sculpture of Flames》が新たに公開されます。 

  • 会期: 2021年9月14日 (火) 〜 10月11日 (月) 18:00 〜 22:30、10月12日 (火) 〜 11月7日 (日) 17:00 〜 22:30
  • 観覧料:平日: 大人 1,200円、中高生 800円、小学生 600円 土日祝: 大人 1,400円、中高生 800円、小学生 600円 未就学児: 無料
  • 会場:御船山楽園 (佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100) 
  • URL:https://bit.ly/3l0TpES