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高橋大雅のブティック、ギャラリー、茶寮を併設した「T.T」が京都祇園にオープン

ニューヨークと京都を拠点とするデザイナー、高橋大雅の美意識とこだわりが詰まった総合芸術空間作品「T.T」が京都市東山区祇園に2021年12月4日(土)オープンする。高橋による日本の古材と数寄屋造りの伝統技術を用いた建築と空間の設計で、大正時代初期に建てられた町屋を総改築し、衣食住を通して日本古来の美意識を新たに蘇らせた“考古学的空間”かつ“総合芸術空間”だ。

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T.T 外観

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T.T 内観

  • 1階 Taiga Takahashiブティック
    2017年に高橋がニューヨークにてスタートさせたブランド。コンセプトは「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」。10代より海外のアンティークディーラーや古美術商を通じて百年以上前の服を収集してきた高橋。数千着以上にもなるコレクションを通し、考古学の観点から現在もしくは未来にも存在する服を研究している。2021年秋冬シーズンより、日本での本格的な展開をスタートさせていく。当ブティックは「Taiga Takahashi(タイガ・タカハシ)」日本初の直営店となる。adf-web-magazine-taiga-takahashi-gionsaryo-sabi-4.jpg
  • ギャラリー
    高橋が公益財団法人イサム・ノグチ日本財団理事長で石堀家である故 和泉正敏と共に香川県の牟礼で制作した彫刻や、古美術と骨董を展示するギャラリー。オープン時は、高橋大雅の彫刻作品5点と和泉正敏の彫刻作品1点を展示する。
  • 2階「然美 さび」
    日本芸術の源流とも言える「茶の湯」の世界を高橋の総合芸術の一部として再解釈した茶室「然美 さび」。京都唐紙工房「かみ添」に特別に依頼した和紙の壁に包み込まれた空間には、高橋とジョージ・ナカシマの家具を長年制作してきた「桜製作所」の共作でかたちとなった椅子が置かれている。老舗和菓子司二代目の職人の技が創り出す伝統と革新が融合した菓子、京都の茶葉を中心とした創作日本茶それぞれ5品ずつからなる茶菓懐石(5,000円、予約制)が提供される。
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然美 茶菓懐石(1)

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然美 茶菓懐石

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然美 茶菓懐石

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T.T 内観

高橋大雅プロフィール

ロンドン国際芸術高校に入学し、その後セントラル・セント・マーチンズに進学。アントワープやロンドンのメゾンブランドでデザインアシスタントを経験。卒業後、ニューヨークにて「タイガ・タカハシ」をスタート。

「T.T」店舗概要

開店日2021年12月4日(土)
所在地京都市東山区祇園町南側570-120
営業時間ブティック、ギャラリー 12:00-19:00 / 然美 さび 13:00-18:30
定休日水曜日
予約方法然美 さびURLから完全予約制