メタバース世界におけるフォントのリーダーを目指す
ブランド企業向けにデジタルコンテンツの新しいプロモーションとマネタイズの手法を提供する米国NFTメタバース企業Anifie, Inc.は、日本国内のフォント市場でトップシェアを誇るモリサワの米国拠点であり、フォントのデザインや販売を行うMorisawa USAと協業し、同社が、NFTフォントを鋳造(NFTを新たに発行・作成)することをサポートする。
昨今、フォントのアプリが若者に使われたり、インスタグラムなどのソーシャルネットワークにポストをするときには、フォントが工夫されることがよくある。今後、人間がメタバース上で過ごす時間が長くなるとともに、メタバース上でのフォントは、インフラとして重要な地位をしめることが予想される。
また、各ブランドに、それぞれそのブランド独自の世界観を表すフォントがあるように、NFTメタバースの世界にも、各ブランドの世界観をメタバースで十分に表現するために、ブランドごとの独自のフォントが必要となってくることが予想される。
NFTの世界では、RTFKTやGeniesなど、新しいブランドが続々と誕生しており、今後、さまざまなブランドが新しいフォントを求めるようになる。
シリコンバレー発のNFTメタバース企業であるAnifieは、ブランドが独自の世界観をメタバース空間で十分に表現できる様に、コンテンツを保有するブランド企業に「ホワイトレーベル」の形で、NFTやメタバースを用いた新しいマネタイズの機会を提供する。
MorisawaUSAは、その第一弾として、下記のフォント“CrypType(プロトタイプ)”を、NFTフォントとして、OpenSeaにリリースした。メタバースにおけるNFTフォントとしては、業界初の試みと考えている。