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カリモク60ブランドの「Kチェア」がご当地デザインで登場

カリモク家具が展開するカリモク60(ロクマル)ブランドの人気商品「Kチェア」が、今年で発売から60周年を迎える。そこで、「47都道府県・ご当地Kチェア」のアイデアを一般公募し、このたび3つのアイデアが商品として発売されることとなった。adf-web-magazine-karimoku60-kchair-60th-anniversary-1

審査を行ったのは、カリモク60クリエイティブディレクターのナガオカケンメイ。「たくさんのアイディアを目の前にして、言い表せない幸せを感じました。様々に雑然とする世の中で、みんなで一つのことに向かう。このコンペをきっかけに”カリモク”という愛知県の一つの会社を思い、Kチェアという今から60年近い昔に誕生した生活家具に向き合い、そして、何よりも皆さんの”自分が暮らす土地”の物語からヒントを引き出そうとする行動…。集まったアイディアに”製品化できるか”をまずは前提とせず、議論をしました。結果として選ばれた上位のアイディアには、やはり、何層にもわたる可能性が感じられるものでした。」とコメントしている。adf-web-magazine-karimoku60-kchair-60th-anniversary-7

Kチェアについて

カリモク家具は1940年に創業し、刈谷木材工業を1947年に設立。刈谷木材工業では、1960年代から木製家具づくりをはじめ、今日のカリモク家具に至っている。家具製品の第一号とされる#1000はKチェアの原型モデルで1962年に発売されており、2022年に60周年を迎える。

Kチェアは、カリモク60(ロクマル)ブランドのコンセプトであるロングライフデザイン(普遍的なデザイン価値)を示す代表商品。カリモク60は、25年周期で植林と伐採が行われており、天然ゴムの原料となるラテックスを採り終えた材をリサイクル材として家具づくりに活用。なかでもKチェアは、パーツ交換を容易にすることで継続的に長く安心して使える家具として、1960年代から生産販売され、廃番になることなく、今日にも多くのファンを魅了するチェアとなっている。

ご当地チェア紹介

60周年を記念し 、広くエンドユーザーとつながり、Kチェアの特別仕様商品をつくりたいとの思いから「47都道府県・ご当地Kチェア企画」として、ご当地の想いや特徴を盛り込んだアイデアを昨年、一般公募した。応募状況は、一般のお客様から115アイデア、取扱店からは37アイデアの合計152アイデアとなり、その中から審査を行い、入賞作とし3アイデアを商品化することが決定した。いずれのアイデアも、今までのKチェアにはないスタイリングとなっており、地域性を感じられるチェアとなっている。adf-web-magazine-karimoku60-kchair-60th-anniversary-9

神戸タータン:兵庫県

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神戸開港150周年を記念して、神戸のイメージカラーを凝縮したタータンチェック柄を張地として使用。海をイメージしたブルー色とアスファルトのグレー色で品を感じるタータンチェック柄となっており、お部屋のアクセントとしても際立つチェアとなっている。木部はブナ材をナチュラル色で仕上げ、ブルー色基調の張地と組み合わされ、さわやかな印象を強めている。

  • 発売日:2022年8月6日(土)より
  • 価格:2022年8月2日(火)カリモク60公式ホームページで紹介

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美作ヒノキ(みまさかひのき)×倉敷帆布:岡山県

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岡山県の美作ヒノキを木部に使用したKチェア。ヒノキのもつ清らかなイメージと、ぬくもりを感じる手触りが魅力。ヒノキは針葉樹に含まれ、柔らかな樹のため強度試験を繰り返し、アーム下桟のみホワイトアッシュ材を使用することでチェアとしての強度を担保している。張地には倉敷の帆布を使い、しっかりとしたハリの中にも、しなやかさがある風合いを楽しめる。

  • 発売時期:9月予定
  • 価格未定:8月にカリモク60公式ホームページで紹介予定
八重山みんさー織:沖縄

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結婚時、女性が男性に帯を織り、贈ったものがみんさー織り。柄には意味があり、五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」という想いが込められている。チェアの張地表面は沖縄の海をイメージした無地の淡い青色張地だが、背面の一部に「みんさー織り」をボーダー状に施した、モダンと伝統が融合したチェア。

  • 発売時期:秋~年末
  • 価格未定:秋頃にカリモク60公式ホームページで紹介予定