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目に見えない社会課題を可視化して問題提起

富士通が人々が環境・社会・経済活動のバランスについて考えるきっかけとなるキャンペーン「わたしたちの空気を考える CARBON CAKES」を展開した。PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGIとのコラボレーションで、CO2やPM2.5など大気の状態を表現したケーキ「カーボンケーキ」を発表。これは、CO2(ベイキングソーダ)や PM2.5(煤)を原材料に使用した「食べられないケーキ」で、大気の状態によって使用するベイキングソーダと煤の量を変え、ケーキの形の崩れと色を表現、大気の状態を段階的に可視化することで人々に、CO2やPM2.5の削減と、環境、社会、経済のちょうど良いバランスに向けた対話を促す目的で制作された。

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「カーボンケーキ」の制作にあたっては、富士通のソーシャルデジタルツイン™︎技術によって、先進国の都市を想定した交通や人の行動を高精度に再現、各条件下における環境・社会・経済の算出スコアをベースとしている。ケーキの色が濃く形が歪んでいるほど、PM2.5やCO2の値が高くなり、環境スコアが低いことを示している。

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目に見えない気候変動や大気汚染などの社会課題を、人々の身近にある「幸福の象徴」ともいえるケーキで可視化することで、生活者に社会課題を「自分ごと化」するきっかけにしてもらうことが狙い。

本キャンペーンのムービーも公開されている。

シェフパティシエール 岩柳麻子

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染色家として活動後、独学にて洋菓子を学ぶ。『pâtisserie de bon coeur』『LE COFFRET DE COEUR』のシェフパティシエールを務めた後、独立。2015年12月、自身の名を冠した『PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI』を世田谷区等々力にオープン。