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第25回グラフィック「1_WALL」展にてファイナリスト作品が展示

リクルートホールディングスが主催する、第25回グラフィック「1_WALL」展が2022年6月28日(火)から7月23日(土)までの期間、ギャラリー「ガーディアン・ガーデン」にて開催される。このたび、第25回となる「1_WALL」展は、個展開催の権利をかけた公募展。グラフィック部門としては、本展が最後の「1_WALL」展となる。adf-web-magazine-25th-1-wall-1

本展は、ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト5名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展となっている。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定する。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られる。2022年7月14日(木)には、ファイナリスト5名の中からグランプリを決定する公開最終審査を開催する。

出品作家および作品の紹介

池田洸太

1995年生まれ。東北芸術工科大学芸術学部美術科総合美術コース卒業。

作品名:「雪」

仕事場から家までの道のり600mの風景を描いた。絶え間なく流れる川の音、今日話したこと、雪を踏み締めながら歩くスピードで、このひとときに寄り添って。

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池田洸太「雪」

趙文欣

1996年生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻在籍。

作品名:「Void Space | 真空空間」

最も自然でリアルな人の姿を見守り、記録するため、監視カメラの視点を用いた。多くの人はその存在に気づかないが、そこに映る自分は不思議で身近な存在だ。

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趙文欣「Void Space|真空空間」

タツルハタヤマ

2001年生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻在籍。

作品名:「My angel is dead.」

生きている一瞬一瞬の行為はいつか儚く消えてしまう命の軌跡である。描くことは瞬間の感動を残す行為であり、自分の内側と外の社会をつなぐコミュニケーションでもある。

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タツルハタヤマ「My angel is dead.」

儲靚雯 

1996年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画科油画専攻修了。

作品名:「Our House Hour」

母への思いを下敷きに、今日における自己と他者や、社会の姿を果物に置き換えて静物を構成して、絵画、立体、インスタレーションなど様々な手法で制作。

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儲靚雯「Our House Hour」

平松可南子

1997年生まれ。東京藝術大学大学院絵画専攻修了。同大学油画科教育研究助手。

作品名:「ありととり、持ち運べる水たまり」

全ての事象は差異を持ち、その都度生成されていて、それは絵画も同じである。そして、それが展示される状況においては、鑑賞者との間に変容が起こる状況を作り出す。

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平松可南子「ありととり、持ち運べる水たまり」

審査員

  • 上西 祐理(アートディレクター / グラフィックデザイナー)
  • 田中 良治(ウェブ・デザイナー)
  • 長崎 訓子(イラストレーター)
  • 服部 一成(グラフィックデザイナー)
  • 室賀 清徳(編集者)

第25回グラフィック「1_WALL」展 開催概要

会期2022年6月28日(火)~7月23日(土)※日曜・祝日休館
会場ガーディアン・ガーデン
時間11:00〜19:00
入場無料
公開最終審査会7月14日(木)18:00〜20:30 開催(参加無料・要予約・ライブ配信)