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DESIGNART TOKYO は、分散回遊型イベントとしてオンラインと併せた「DESIGNART TOKYO 2020」を開催。参加するクリエイターや展示される新作など、そのエキシビション内容が公開

当企画は、DESIGNART TOKYOが、昨今の状況下においてもアートやデザイン分野が停滞すること無く稼働していくため、安全対策を充分とった分散回遊型イベントとして開催するもの。多くの人々の価値観やライフスタイルが変貌する今、デザインやアートがその答えやインスピレーション、そして本質的な豊かさを見つける新しいきっかけになれば、との願いで実施する。バーチャル展示やデジタルガイドブック、プレゼンテーション動画の導入、オンラインカンファレンスの実施など、開催以来最大のオンラインコミュニケーションが可能となる。

NEW HOME OFFICE展

ホームオフィスの新時代へ。世界屈指のファニチャーブランドを一堂に展示

今年、長期にわたる外出自粛を迫られるなか、自宅などでのリモートワークを多くの人が経験した。それが、結果として家具などのインテリアを今まで以上に見つめ直す機会となったことはいうまでもない。この経験は、インテリア業界にも大きな気づきや変化をもたらした。DESIGNART TOKYO 2020 では、様々な分野で影響を及ぼした仕事の環境や在り方に対する意識の変化に寄り添い、これからのホームオフィスの新たな提案の場として、世界屈指の家具ブランドによる展示販売を行う。

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Citizen / Design by Konstantin Grcic , 2020 / vitra

会場構成は建築家の神谷修平氏。建築家・隈研吾氏に師事。伝統や地域に寄り添いながら建築をつくる大切さを学び、国内外の様々なクライアントに斬新な建築デザインを提供している。その後デンマークにわたりビャルケ・インゲルス率いるBIGにて国際コンペ等を担当し、現代建築の最先端に身を置いた。建築・デザインからクリエイティブディレクションまでを通じて独自の世界観を磨き続ける注目の建築家。

NEW HOME OFFICE展会場
神谷修平 プロフィール

建築家/株式会社カミヤアーキテクツ代表
https://kamiya-architects.com/
早稲田大学大学院理工学研究科 修了
2007- 隈研吾建築都市設計事務所
設計室長として国内外のプロジェクトを担当
2016- 文化庁新進芸術家海外派遣制度によりデンマークに滞在
滞在中はBIG(BJARKE INGELS GROUP)
にてシニアアーキテクトを務める
2017 南青山に株式会社カミヤアーキテクツ設立
最新作に「葉山加地邸」「HARIO Satellite」

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©nanako ono


FormSWISS(フォーム・スイス)

スイスのデザインから紐解くこれからのデザイン領域と思考に触れる展覧会

スイス、イギリスを中心に欧州で長年活動していたデザインディレクター、丸山新が主宰するグローバルデザインプラットフォーム「Form」。Formが在日スイス大使館の協力のもと、世界に影響を与えるスイスのビジュアルコミュニケーションとそのデザイン的思考にフォーカスしたデザインイベント「FormSWISS」を開催する。

スイスを実際に訪れ行ったクリエーターや教育機関、美術館など約20組への貴重な現地インタビュー映像や日本初登場となるスイスのデザイナー達の作品展示、共作したオリジナルグッズの販売、トークイベントなどを通じてデザイン的視点からスイスの多様性のあるデザインや教育、文化、そしてこれからの私たちの豊かな生き方へのヒントとなるような価値観を多角的に紹介していく。Swiss Typefaces、Gavillet & Cie、Studio Feixen、Kasper-Florio、CCRZ 他、スイスの次世代を代表するデザイナーたちが参加予定。
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Form / 在日スイス大使館

世界各国と日本の多様な価値観をデザイン的視点から紐解き、国内外へ双方向に発信するデザインプラットフォーム「Form」。そのForm が「スイスへのとびら- Japan」キャンペーンを進める在日スイス大使館の協力と共に開催する。

新たに移転・オープンした注目のギャラリー「ア・ライトハウス・カナタ」

今年6月、世界に向けて日本の現代アーティストを中心に紹介し、その素晴らしいキュレーションで多くのアートコレクターを顧客に持つ酉福ギャラリーが、27年間の歴史を積み重ねてきた青山から、より広いスペースとなる西麻布へ移転し、ア・ライトハウス・カナタへと名称を変えオープン。今回、彫刻家尾崎悟の作品「! III」など注目作品を展示の予定。

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「 ! III 」  協力 : 市原湖畔美術館

尾崎悟 プロフィール

彫刻家。1963年東京生まれ。
1993年東京藝術大学大学院博士課程後期課程修了。
https://lighthouse-kanata.com/artists/satoru-ozaki


若手支援プログラム『UNDER 30 』 5組のクリエイターが決定

今年は素材使いやコンセプトに特色のある国内外のクリエイターが5組の発起人により選ばれた。

① paper skin by Hiroki Furukawa ペーパースキン バイ ヒロキフルカワ

「PAPER SKIN」は小さな紙のパーツを糸で束ねた新しいストラクチャー。それは紙でありながら生き物の肌のような表情と触り心地で、紙の厚み、側面が重なることで生まれる新たな面の魅力と機能性を模索した作品。

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古川礼規 プロフィール

素材研究をベースにアートプロダクトを製作。タイのチェンマイに2年間住み現地のクラフトの取材や開発を行う。https://furukawahiroki19.wixsite.com/portfolio

② Batten & Kamp | バッテン アンド カンプ

話題のファニチャーコレクション「Shelter to Ground」と新たな実験的作品とで構成される、彫刻的な家具のインスタレーションを行う。Shelter to Ground は大地と人の関係、謙虚さを形にしたコレクション。

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Batten & Kamp プロフィール

インテリアアーキテクトのアレクサンドラバッテンとデザイナー兼アーティストのダニエルカンプ。香港を拠点にありのままの美しさへの共通の信念に基づいて、ユニークなオブジェクトとインテリアを製作。https://www.battenandkamp.com/

③ RYOTA AKIYAMA | 秋山亮太

「Not Implemented Error」は日々のアートワークの中で生まれた様々なエラーに対して、新しい何かを見出すような作品群。

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秋山亮太 プロフィール

制作領域は固定せず素材の成り立ちや時代背景のリサーチを元に新しい関係性や機能を生み出していく過程をアートワークとしている。https://ryotaakiyama.com/

④ Toyooka Craft x Flavien Delbergue | 豊岡クラフト x フラヴィアン・デルベルグ

「Hako Collection」は、豊岡クラフト特有の技術と素材に注目し、浜松の天竜産ヒノキを使用。そこに新たなビジョンを注入し、現代的なエッセンスを反映。木材そのものの魅力を尊重し豊岡クラフトの世界観に寄り添い、シンプルさと安らぎの強い意匠を組み合わせたデザイン。

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©Flavien Delbergue

フラヴィアン・デルベルグ プロフィール

パリを拠点とするフランス人デザイナー。技術的な観点で日用品や家具を構想し、フランスとアジアで制作をする。https://www.flaviendelbergue.com/

⑤ M&T | エムアンドティ

DESIGNART TOKYO 2020において新作の照明を展示。形からつくるのではなく、目標となる光を予め設定し、それを実現するための装置をつくるという過程を得て制作。過度な利便性や機能が優先される現代において、そういったプロセスを経ることで少しだけ空間を豊かにしたり、使い手が自ら新たな活用法を見出す余白があるものをつくれるのではないかと考えた。

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M&T プロフィール

池田美祐・倉島拓人によるデザインユニット。プロダクトデザイン事務所に勤務する傍ら、展示会、コンペティションへ精力的に参加している。https://www.mandt.design/


出展支援プログラム『 OVER 2020 』3組の出展者を選定

今年のCOVID-19 における世界情勢を受け、新しいチャレンジが感動とビジネスをもたらし好循環を生み出す事を願い、DESIGNART TOKYO 2020 ではフェスティバル初となる出展費免除の支援プログラム「OVER 2020」を設けた。

bud brand | バッドブランド

bud brand =「つぼみ(bud)+ 綺麗に咲かせる(brand)」才能あふれる次世代のクリエイターが“日本のデザイン”を世界へ発信できる場として、2016年より世界最大規模の家具の見本市、Milano Design Weekへの出展を企画・支援しているプロジェクト。ミラノデザインウィークにて2016から2019年の間で評価の高かった作品を中心に展示する。

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JASMAC AOYAMA | ジャスマック青山

南青山の閑静な住宅街に位置する「ジャスマック青山」は、建築界で権威あるプリツカー賞を受賞したイタリア人建築家アルド・ロッシ氏が手掛けた洗練された建物と、美しい内装で、数多くのイベントが開催されている(会場参加)。

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knit all together | ニット オール トゥギャザー

knit all together は、ニットブランド Motohiro Tanji の丹治基浩とフォトグラファーYuji Watanabeによる共同プロジェクト。日本中の編み物をしている方達がご家庭で編んだ編み物を集めて、1つの巨大なニット作品をつくる。新型コロナウィルス感染症のため家庭にいることが増えた状況を少しでもポジティブに過ごすことができないかと思い立ち上げたプロジェクト。展示会や作品の売上は全額「新型コロナウィルス感染症拡大防止活動基金」に寄付される。

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©Yuji Watanabe

DESIGNART TOKYO 2020 開催概要

名称DESIGNART TOKYO 2020 (デザイナート・トーキョー 2020)
会期2020年10月23日(金)~11月3日(火・祝)
エリア表参道・外苑前 / 原宿・明治神宮前 / 渋谷・恵比寿 / 代官山・中目黒  / 六本木 / 新宿 / 銀座
発起人青木昭夫(MIRU DESIGN)、川上シュン(artless)、 小池博史(NON-GRID・IMG SRC)、永田宙郷(TIMELESS)、アストリッド・クライン(Klein Dytham architecture)、マーク・ダイサム(Klein Dytham architecture)
URLhttp://designart.jp/
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