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30年間の歴史を新たな視点から深掘り、現代アートシーンの「今」と「これから」を展望

1995年から開始のアート情報サイト「artscape」(運営:大日本印刷)が開設30周年企画を2025年7月17日(木)より開始する。本企画では特別編集委員として星野太、きりとりめでる、野見山桜の3氏を迎え、30年間の歴史を新たな視点から深掘りし、特別編集委員含む様々な有識者による考察を通じて、現代アートシーンの「今」と「これから」を展望する試みとなっている。

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キービジュアルデザイン:畑ユリエ

特別編集委員

星野太

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1983年生まれ。美学、表象文化論。東京大学大学院総合文化研究科准教授。著書に『崇高と資本主義』(青土社、2024)、『食客論』(講談社、2023)、『崇高のリミナリティ』(フィルムアート社、2022)、『美学のプラクティス』(水声社、2021)、『崇高の修辞学』(月曜社、2017)などがある。

きりとりめでる

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デジタル写真論の視点を中心に研究・企画・執筆を行なっている。著書に『インスタグラムと現代視覚文化論』(共編著、ビー・エヌ・エヌ新社、2018)がある。2022年に「T3 Photo Festival Tokyo 2022」のゲストキュレーターを務めた。美術批評同人誌『パンのパン』を2017年から発行している。

野見山桜

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デザイン史家・デザイン研究家として、デザインに関する展覧会の企画や書籍・雑誌への原稿執筆・翻訳を行なう。専門は近代デザイン。五十嵐威暢アーカイブ(金沢工業大学)ディレクター。

30周年企画記事

30周年企画記事の一覧は特設ページから確認でき、順次掲載予定。

鼎談「artscapeの30年とこれから」

アートとデザインのシーンを支える「インフラ」としての着目や、表象文化論におけるデザイン分野の可能性、ZINEやインディー批評の隆盛といった多岐にわたるトピックについて議論を深め、異なる専門分野を持つ特別編集委員の視点から今後の方向性について展望する。

連載「特別編集委員による現代アート&デザイン・トピックス」

鼎談での議論を踏まえ、特別編集委員3氏による企画・監修のもと、現代のアートとデザインのシーンに息づく多様なトピックをとりあげる。

連載「30年間のアーカイブを読み解く」

豊富なアーカイブから、特定のキーワードで記事を掘り起こし、現在の視点から読み解く連載を掲載。

連載「それぞれのバックナンバー」

artscapeに親しんできた学芸員や研究者、アーティストたちが、同サイトの30年間の歴史を紡いできた記事の中から思い出の記事をピックアップして紹介する、エッセー形式の連載。

artscape

Museum Information Japan(MIJ)(1995年2月開設)とNetwork Museum & Magazine Project(nmp)(1996年7月発刊)を前身としたアート情報サイト。全国の美術館・ギャラリーの展覧会情報を中心に、キュレーターやアーティストへのインタビュー、展覧会評などアートに関する多様な情報・トピックスを幅広く発信している。また、情報発信だけでなく、美術館・博物館と生活者とのコミュニケーションの機会や場を提供する活動も行っている。