伊勢丹新宿店にて「デニム de ミライ ~ Denim Project ~」が開幕
伊勢丹新宿店は、私らしいサステナビリティを選択できる未来を目指して「デニム de ミライ ~ Denim Project ~」を2022年3月23日(水)に開幕する。<リーバイス® 501®>のユーズドストックをアップサイクルした60ブランド200型以上の多彩なアイテムが本館・メンズ館の11拠点で展開される。
店頭での会期に先駆け、三越伊勢丹オンラインストアでは3月15日(火)午前10時より展開商品を公開する。オンラインストア販売対象商品の発売は3月23日(水)より(※商品により販売開始日時が異なる)。
アップサイクル ショッピングを体験
伊勢丹新宿店本館・メンズ館に様々なコンセプトの大小11箇所のスペースを設け、アップサイクルについてのショッピングを幅広いカテゴリーで提供する。売場の空間デザインを担当したのはアーティスト・コレクティブのSKWAT。空間を構成する全ての壁面素材には 「デニム de ミライ」で使用したデニムの端材と、着用が終了した伊勢丹と三越の制服をアップサイクルした、循環型繊維リサイクルボード“パネコ(PANECO®)“を使用。この壁面素材が建築資材として役割を担うだけではなく、その壁面がその場で切り取られ、組み立て式の販売家具(サイドテーブル)へと変わっていく。会期後も、そのパネコを再成形し、別の売場の什器やハンガーとして使用することも検討。商品だけでなく空間自体にも循環型のインタラクションを生みだし、プロジェクト全体を通して持続可能なアプローチにチャレンジする。
奈良美智氏の不滅のアートイコン「パップキング」も
奈良美智や草間彌生、村上隆など多くのアーティストとコラボレーションした製品をリリースし、現代美術をテーマにしたプロダクトを製作・販売する新しいスタイルを目指したセレクトショップ「LAMMFROMM(ラムフロム)」との協業で、奈良美智のアートイコン「パップキング」のぬいぐるみも本プロジェクトの限定生産で登場する。
学生11人で結成された「マスターイノベーション」との取組み
文化服装学院の学生で結成された「マスターイノベーション」のメンバーが、卒業制作のために提供されたユーズドストックを用いた作品を展示。
arflexとN.HOOLYWOODのコラボレーションクッション
ブランド「N.HOOLYWOOD」のデザイナー尾花大輔がデザインしたクッションが登場。
Rakuten Fashion Week TOKYO 2022A/Wに出展決定
PROJECT TOKYO内SDGsの取り組みを集積したエリアに「デニム de ミライ」のブースを出展する。
日時:3 月16 日(水)~3月17日(木)10:00-19:00
場所:東京国際フォーラム 地下1階 ロビーギャラリー
入場:無料(事前登録制)
参加ブランド、アーティスト一覧
「デニム de ミライ」のはじまりと、想い
2019年6月、アメリカのロサンゼルスで、ダメージや汚れがひどく、引き取り手がいなかった約20トンの<リーバイス® 501®>のデニムと、アイロンプレス会社として長年に亘りアイロンプレス、検品補修、洗い作業を専門に行ってきたヤマサワプレスとの出会いからスタートしたプロジェクト。ヤマサワプレスが長年培ってきた技術をもとに、手作業によって一本一本を丁寧に洗濯をしたデニムを、デザイナーやクリエーターなど様々な人たちとのコラボレーションを通じて、もう一度蘇らせる”持続可能なプロジェクト”である。三越伊勢丹、阪急阪神百貨店、岩田屋三越、エスティーカンパニー、ファッションコアミッドウエスト、佐藤繊維(GEA)の6社がタッグを組み小売りの垣根を超えたネットワークを活かし幅広いカテゴリーで展開している。