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「旭川デザインウィーク2021」、6月と9月の分散開催が決定。建築家 藤本壮介や隈研吾が登場するイベントを予定

「旭川デザインウィーク2021」は、2021年6月16日(水)から20日(日)の日程で予定していた開催を、新型コロナウイルス感染症の影響により、6月と9月の分散開催に変更することを決定。2021年6月16日(水)から20日(日)は、オンライン配信を中心に講演会などを実施し、各団体が開催する集客イベントについては2021年9月15日(水)から19日(日)の日程で開催する予定。会期中は「国際家具デザインコンペティション旭川」の審査委員長を務めた藤本壮介による講演や、建築家 隈研吾と世界的デザイナー 喜多俊之、実業家 林千晶が「持続可能な未来をデザインする」をテーマに語るADW討論会などが予定されている。

「旭川デザインウィーク」は、旭川家具を中心とした産地展として開催されてきた。今回で6回目となる「旭川デザインウィーク2021」は約48団体(6月現在)が加わり、家具や木工だけでなく周辺地域を含めた多種多様な分野の業種・機関との協働開催になる。市民を含めた多くの人が幅広くデザインに触れられるこの都市型イベントは、旭川市が「創造都市」にふさわしい成長を遂げるための第1歩となる。

国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)について

IFDAは1990年に始まり、30余年にわたって木製家具のデザインの未来を示す役割を担ってきた。この間多くのすぐれた作品が製品化されるなど、若手デザイナーの飛躍のチャンスとして世界的に注目されるコンペティションに成長している。今回のIFDAは、審査委員長に建築家の藤本壮介、審査委員にはグラフィックデザイナーの廣村正彰やデザインミュージアムデンマークの館長アン・ルイス・ソマーなど、国内から2名、海外から3名を迎えての審査となった。

2015年ADW SPECIAL TALK

ADW討論会

日本を代表する建築家隈研吾と、世界的デザイナー喜多俊之、Web、ビジネス、空間など多彩なデザインプロジェクトを手がける林千晶が、「持続可能な未来をデザインする」をテーマに語り合う。

開催日時： 6月17日(木)15:00～16:20

ADW討論会に登壇する隈研吾(左)、喜多俊之(中央)、林千晶(右)

ADW分科会

「経営」「食」「教育」の3つの分科会で、各講師から1時間の話題提供を受けて参加者と意見交換を行う。経営はデザインマネジメントの第一人者、田子學。食は日本にカフェカルチャーを根付かせてきた楠本修二郎、教育は「デザイン思考」を日本の企業や教育機関に啓発してきた石川俊祐をそれぞれ講師に迎える。

開催日時： 6月17日(木)16:30～18:00

ADW分科会に登壇する田子學(左)、楠本修二郎(中央)、石川俊祐(右)

6月の主な開催内容

• ADWオープニング挨拶(オンライン)6/16(水)10:00 HPにてアップ予定
• 国際家具デザインコンペティション旭川入賞入選作品展(旭川デザインセンター内)
• Design Stories from IFDA(旭川デザインセンター内)
• IFDA基調講演(オンライン)6/16(水)16:00～17:00－講師：藤本壮介
• 国際家具デザインコンペティション旭川表彰式(オンライン)6/16(水)17:00～18:00
• ADW討論会(オンライン)6/17(木)15:00～16:20
• ADW分科会(オンライン)6/17(木)16:30～18:00
• ASAHIKAWA FURNITURE EXHIBITION ONLINE(オンライン)6/17(木)HPにてアップ予定
• ADWパネルディスカッション(オンライン)6/18(金)10:00～12:00

9月の主な開催予定イベント

• ものづくりオープンファクトリー
• 君の椅子プロジェクト
• 旭川の食のデザイン展
• 旭川工芸展
• マチナカキャンパス「SDGs×DESIGN×買物公園」

開催予定のイベント