自社開発した竹歯ブラシを中心に、竹綿棒、竹ヘアコームなどを展開
MiYO-organic-が2020年12月10日(木)にローンチした。家庭、ホテル向け双方に展開し、家庭向け販売は全国の小売店での取り扱いの他、MiYO-organic-のウェブサイトで竹歯ブラシのサブスクリプションサービス提供も行う。
生活必需品の中でプラスチックが使われているアイテムに「歯ブラシ」がある。ホテルに宿泊すると、部屋にはアメニティとして必ず歯ブラシが置いてある。ブランド創始者の山本美代は、ある日宿泊したホテルで手に取った歯ブラシから「夜と朝、たった2回使っただけで捨てられてしまう」事実を改めて認識。「今自分が宿泊しているホテルで、日本全体で、世界で、1日に何本の歯ブラシがゴミになっているのか」という疑問を抱いた。世界中で1年間に廃棄されるプラスチック歯ブラシの量は約36億本にのぼるとも言われている。そこで、地球環境に配慮した、安心・安全な心地よい選択肢を作り、日常の小さなところから世界にいい変化起こせないかと考え、そこから生まれたのがMiYO-organic-のプロダクト。
MiYO-organic-の歯ブラシは、循環素材である竹を使用したこだわりの歯ブラシ。オーガニックの竹を使用し、防カビ材や漂白剤を使わず、安全・安心に使用できる。海外ブランドの竹歯ブラシはサイズが大きい商品が多いことに着目し、日本人の口腔サイズに合わせた小さめのヘッドでデザイン開発をした。通常であれば商品には使いづらいといわれる竹の節部分も利用し、竹一本を無駄なく使い、パッケージには竹端材を練りこんだ竹紙を採用。また、日常使いできるよう、コストカットを行い、価格設定も従来品より低めに設定(1本:290円/税抜価格)。サステイナブルプロダクトだから価格が高いというイメージを払拭したいという想いをこめたプロダクトとなる。歯ブラシ以外にも竹綿棒、竹ヘアコームなどのプロダクトを提供する。
ホテル向けにはオリジナルのレーザー焼印、パッケージのサービス提供を行っている。これまでに日本国内の五つ星ホテル(東京)、GOOD NATURE HOTEL KYOTO(京都)、HOTEL WHY(徳島)など環境意識の高いホテルで既に先行導入されている。