Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

アクリル板の表裏に色彩豊かな絵具を重ねた独自の視点と繊細な筆触を生かした新作を中心とした8点を展示・販売

GALLERY ROOM・Aにて2022年7月30日(土)から9月4日(日)まで新進気鋭アーティスト、長谷川彰宏による個展「光を受け取る/場に向かう」が開催。長谷川は1997年三重県天台宗系の寺院に生まれ、お堂に佇む仏像とその周辺の空間を原体験とし、日本的な描写の可能性とその先にある人間存在の普遍性を模索しながら絵画作品を発表している。

adf-web-magazine-akihiro-hasegawa's-receiving-light-facing-field-2

長谷川彰宏「光を受け取る / 場に向かう」展示風景

2016年に現役で東京藝術大学デザイン科に入学した後、2020年より同大学院美術研究科デザイン専攻に在籍、現在は東京を拠点に制作を行う。大学在学中より「藝大アーツイン丸の内GAM・アワード(2017年)」の受賞や「公益財団法人クマ財団5期生(2022年)」に選ばれるなど精力的に活動。本展は長谷川にとって2回目となる個展で、これまで向き合って制作してきたポートレート作品やアクリル板の表裏に色彩豊かな絵具を重ねた作品など、独自の視点と繊細な筆触を生かした新作を中心とした8点を展示・販売する。

「光を受け取る / 場に向かう」

僕なんかは全然違うのだが、尊い人って現実にいると思う。
その人と一緒にいるだけで、何か自分の悩みとかが“解消するわけでもなく、気にならなくなるような人”である。
彼らはよくみると光ってるのである。
凡夫である僕たちはそれを受け取るだけである。
尊い人はなんだか生きてる場が違うような気がするのである。
彼らはぼくたちと同じ世界に住みつつ、別世界の住民である。そういう“場”が周りに充満してくる。
その場は、まったく異次元の遠さにありつつ、辿り着きさえしてしまえば、生まれた時から身近に有ったんだなと思えるような、そんな空間なんだろうと思う。
僕は場に向かおうとする。


                            長谷川彰宏

adf-web-magazine-akihiro-hasegawa's-receiving-light-facing-field-3

長谷川彰宏「光を受け取る / 場に向かう」展示風景

adf-web-magazine-akihiro-hasegawa's-receiving-light-facing-field-4

長谷川彰宏「光を受け取る / 場に向かう」展示風景

adf-web-magazine-akihiro-hasegawa's-receiving-light-facing-field-5

長谷川彰宏「光を受け取る / 場に向かう」展示風景

GALLERY ROOM・A

年齢やジャンルにとらわれず、国内外で活躍する様々なアーティストを紹介し、Artistの発表の場(ROOM)を創出しているコマーシャルギャラリー。アートプラットフォーム「ArtSticker」とインディペンデントキュレーターの⻘木彬との共同運営で、定期的に企画展を展開していきます。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や、地域性を活かしたワークショップや宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて、“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていく。

長谷川彰宏「光を受け取る / 場に向かう」 開催概要

会期2022年7月30日(土)から9月4日(日)まで
会場GALLERY ROOM・A
時間08:00〜23:00
観覧料無料