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東京芸術劇場と気鋭の表現者がパフォーミングアーツの可能性を拓く

東京芸術劇場と注目のダンサー/振付家が協働する主催公演「芸劇dance」シリーズの最新作品として、橋本ロマンスとサエボーグによる、初のコラボレーション作品「パワーチキン」が、2026年2月に東京芸術劇場シアターイーストで上演される。橋本は現代社会に鋭く切り込むダンス作品を発表してきた振付家、サエボーグは類まれな独創性で世界を震わせる現代美術家で、本作は初のコラボレーション作品となる。

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登場するのはラテックス製「家畜の着ぐるみ」。そしてそれを着用するのは、オーディションで選ばれた多様なバックグラウンドを持つパフォーマーたち。牛や豚、鶏をはじめとする家畜動物たちの、奇妙で優しく、従順でありながら、時に熱狂的な振る舞いが、現代を生きる私たちの行先を問いかける。

橋本ロマンス(構成・演出・振付)

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1995年生まれ。東京都出身。they/them。マイノリティ・ポリティクス、クィア・アクティヴィズム、脱植民地主義などを主題とし、抵抗やノイズを生み出す手段として作品と社会/都市を地続きにすることを目的とした同時代性の高い作品制作やプロジェクトを行う。コンセプチュアルな手法を用いながらも、ポップ/ストリートカルチャーの要素を取り込み、作品を構成する全要素に一貫した美意識を持ち、劇場機構をダイナミックに用いた奥行ある構成プラン、サイトスペシフィックな空間デザイン、作品 テーマを多角的に掘り下げるアプローチによって、主題に対し新たな仮定を提示するスタイルが特徴。
主な作品に「饗宴/SYMPOSION」(世田谷パブリックシアター/2024)、「Pan」(愛知芸術劇場小ホール/2023、スパイラルホール/2021)、「デビルダンス」(のげシャーレ/2021)等。朝日新聞年間ベスト公演選出(2024,2021)、読売新聞年間ベスト公演選出(2024)、日本ダンスフォーラム賞(2022)、横浜ダンスコレクション コンペティションII 新人振付家部門 最優秀新人賞(2020)、SICF20 PLAY部門グランプリ(2019)。

サエボーグ(構成・演出・美術)

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1981年富⼭生まれ、東京拠点。サエボーグは不完全なサイボーグ。ハーフヒューマン、ハーフトイ。自らの⽪膚の延⻑としてラテックス製のボディスーツを自作し、装着するパフォーマンスを展開するアーティスト。性別などの固定化されたアイデンティティや、人間の身体そのものを超越したいという強い願望を原動力に、家畜などを玩具的にデフォルメしたボディスーツに身を包み、生態系の最底辺の生き物たちが織り成す遊戯的なユートピア実験牧場を作り出す。
近年の主な発表として、「Cycle of L」(高知県立美術館/2020)、「世界演劇祭2023」(Zoogesellschaftshaus、ドイツ/2023) 、「Tangente St.Pölten」(Jahnturnhalle、オーストリア/2024)、「Engawa A Season of Contemporary Art from Japan」(グルベンキアン近現代美術館、ポルトガル/2024)等の公演、「第6回アテネビエンナーレ:ANTI」(Banakeios Library、ギリシャ/2018)、「Ultra Unreal」(シドニー現代美術館、オーストラリア/2022)、「Enchanted Animals」(黒部市立美術館/2024)、「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展」(東京都現代美術館/2024)等の展覧会の他、多数の発表を国内外で展開。第17回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞受賞(2014)等。

芸劇dance 橋本ロマンス×サエボーグ「パワーチキン」公演概要

会期2026年2月11日(水・祝)~2月15日(日)
会場東京芸術劇場 シアターイースト
URLhttps://tinyurl.com/4urh9fya