現代のフランス美術を代表するアーティスト、国内最大規模の大型個展
ポーラ美術館で「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」が2024年6月8日(土)から12月1日(日)まで開催中。フィリップ・パレーノは現代のフランス美術を代表する今日最も注目されるアーティストの一人。映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど作品は多岐にわたり、その意識は常に現実/フィクション/仮想の境界へと向けられ、芸術や「作者性」の概念にも疑問を投げかけ数多くのアーティスト、建築家、音楽家と共同で作品を生みだしてきた。
本展はパレーノの国内最大規模の個展で、代表作である映像作品《マリリン》(2012年)をはじめ、初期作品から初公開のインスタレーションまで幅広い実践が多面的に紹介される。
展示作品例
フィリップ・パレーノ/ Philippe Parreno
1964年、オラン(アルジェリア)生まれ。パリ在住。1980年代末以降、映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど多岐にわたる作品を制作。先進的なテクノロジーを積極的に作品に採り入れながら、さまざまなアーティスト、建築家、音楽家との協働を行っている。映画『ジダン 神が愛した男』(ダグラス・ゴードンとの共同監督、2006年)や、日本のアニメ・キャラクター「アン・リー」の作品などでも知られる。
近年の主な個展に、「VOICES」リウム美術館(ソウル、2024年)、「Echo2: a Carte Blanche to Philippe Parreno」ブルス・ドゥ・コメルス(パリ、2022年)、「Echo」ニューヨーク近代美術館(2019年)、「Anywhen」テート・モダン(ロンドン、2016年)、「Anywhere, Anywhere Out of the World」パレ・ド・トーキョー(パリ、2013年)、「8 juin 1968 ‒ 7 septembre 2009」ポンピドゥー・センター(パリ、2009年)など。
「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」開催概要
会期 | 2024年6月8日(土)~12月1日(日) |
時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
会場 | ポーラ美術館 |
料金 | 大人2,200円(シニア含む)/大学・高校生1,700円/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人および付添者(1名まで)1,100円 |
URL | https://tinyurl.com/yet3snc4 |