Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

ロベール・ドアノー展

そごう美術館ではロベール・ドアノー展を2020年2月1日(土)から3月15日(日)まで開催する。20世紀を代表する写真家ロベール・ドアノー(1912-1994)は報道写真やファッショ写真で活躍したフランスの写真家。シモーヌ・ド・ボーヴォワール、パブロ・ピカソやジャン・コクトーなどのアーティストや多くの文化人のポートレートも手がけた。有名な作品にはパリの雑踏の中の恋人たちをとらえた《市役所前のキス》などがある。パリ郊外のジョンティイに生まれたロベール・ドアノーは、石版画を学んだのち、18歳の頃より本格的に写真に携わる。雑誌『ヴォーグ』や『ライフ』などの仕事を行う一方で、パリの街を歩き回り、パリの日常をユーモアと愛情を持ってカメラを向けた。

ロベール・ドアノー市役所のキス

《市役所前のキス》1950年 ©Atelier Robert Doisneau/Contact

ロベール・ドアノーパピヨンの子供

《パピヨンの子供》1945年 ©Atelier Robert Doisneau/Contact

ロベール・ドアノーピカソのパン

《ピカソのパン》1952年 ©Atelier Robert Doisneau/Contact

本展は人間を感じさせるドアノーの作品を「恋人」、「街路」、「子供達」、「酒場」、「芸術家」の5つのセクションにわけ、オリジナルプリント約75点を展示する。またアトリエ・ロベール・ドアノーを訪ね、撮影した写真や娘たちへのインタビュー映像なども交えてドアノーの世界を多角的に探る。

「ロベール・ドアノー」展関連イベント

映画上映

「パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒」(2016年製作)
ドアノーの孫娘であるクレモンティーヌ・ドルディル監督によるフィルム。
日時:2月8日、15日、22日、29日、3月7日(いずれも土曜日)午後3時より(80分)定員:40名(先着順)
参加費:無料 *別途入館料が必要。事前申し込みは不要。

ミュージアム・トーク

「アトリエ・ロベール・ドアノーを訪ねて」
2019年11月、パリ郊外にあるアトリエ・ロベール・ドアノーを訪ね、娘たちにインタヴューした撮影秘話やアトリエの様子などを紹介します。
講師:梶川由紀(何必館・京都現代美術館キュレーター)
日時:2月9日(日)午後2時〜3時
定員:40名(先着順)
参加費:無料 *別途入館料が必要。事前申し込みは不要。

写真のワークショップ 「モノクロフィルムとスナップショット」

フィルム写真の仕組みと、スナップショット(写真)について知ろう!
講師:田村尚子(写真家)
日時:2月23日(日)第1回 午前10時30分〜12時10分(休憩10分)
第2回 午後2時〜3時40分(休憩10分)
定員:各回15名(事前申し込み、先着順)対象:中学生以上
参加費:800円 *別途入館料が必要。(中学生以下無料)
参加方法:そごう美術館へ電話による申し込み

「ロベール・ドアノー」展 情報

展示会名ロベール・ドアノー
会期2020年2月1日(土)~3月15日(日)
場所そごう美術館(そごう横浜6F)
休館日会期中無休
開館時間午前10時~午後8時 ※入館は閉館の30分前まで
料金一般1,000円、大学・高校生800円、中学生以下無料