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香川県を拠点に活動する作家5名による展覧会「Ruins of Babel/バベルの跡地から」

現代美術家 Tomoya Fujii、noisy_eye によって香川県高松市に設立されたギャラリー「Syndicate(シンジケート)」にて、香川県在住の 5 名のアーティストによるグループ展「Ruins of Babel / バベルの跡地から」が2023年2月17日(金)から3月5日(日)まで開催される。adf-web-magazine-syndicate-ruins-of-babel-1

本展は、近年香川県に拠点を移し主体的に活動している、バックグランドが異なる同世代の作家 5 人により企画された。参加作家により展覧会のコンセプトを練り上げていく中で生じた、コミュニケーションの齟齬、そこから派生する各作家の視座を探る。参加アーティストは、藤井智也、矢野恵利子、noisy_eye、Juno Mizobuchi。また、本展の開催に際し、オープニングレセプションが2023年2月17日(17:00から20:00まで)に実施される。

出展作家紹介

齋藤祐平 / Yuhei Saito

齋藤祐平は、1982 年新潟県生まれのアーティスト。2015年暮れに香川県へ移住するまで、主に東京都にて商店街の空き物件や引っ越し間 際の部屋などを借りての個展開催、路上でのフリーペーパー交換会、ライブペイントイベントや友人アーティ ストの展覧会の企画など様々な活動を行う。移住後、妻の齋藤末度加と 2017年に古書店「YOMS」を開業。古 本のほか音楽家やアーティストによる制作物も販売しつつ、自身の絵画の制作及び発表を続けている。

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齋藤祐平《旧友》2011

藤井智也 / Tomoya Fujii

藤井智也は、1984 年香川県生まれのアーティスト。ヘリットリートフェルト・アカデミー写真科中退。イメージ、物質、記憶との関係性を起点に、制作過程で様々なマテリアルを通過させることで、再構築を行い、写真を生成している。主な 受賞歴に 2022 年 WATOWA ART AWARD 2022 ファイナリスト、2021 年 JAPAN PHOTO AWARD Charlotte Cotton 賞 , Xiaopeng Yuan 賞受賞など。

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藤井智也《Until the time to prepare own coffin》2022

矢野恵利子 / Eriko Yano

矢野恵利子は、1987年香川県生まれのアーティスト。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁コース卒業。極めて個人的な問題のために見落とされ当事者の中で積もり積もっていく小さな事象やストレスを、発想の転 換をもってユーモアに変える作品を手がけている。直近の主な展示として、「せとうちの大気 美術の視点」( 香川県立ミュージアム /2022) NEVER UNDERCONTROL ( 鴨江アートセンター /2021) など。

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矢野恵利子《Happy-Go-Lucky / 私たちには時間がない》2022

noisy_eye

デザインアカデミーアイントホーフェン ( オランダ ) で学ぶ。デンマーク、オランダ等への留学後、数年間の海外生活を経て帰国。インターネット ( オンライン ) と現実社 会 ( オフライン ) の往還を軸に、平面、立体作品を制作、発表している。第 21 回グラフィック 1_WALL 都築潤 奨励賞受賞。主な展示として、Goodbye, then Hello 展 ( ホテル アンテルーム 京都 )、主張するゾーン展 (R for D) など。

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noisy_eye《そして私は燦然と輝く緑に溶けた》2022

Juno Mizobuchi
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Juno Mizobuch《i Mono_See_You_Mountain》2022

Juno Mizobuchiは、1992年香川県生まれのアーティスト。京都精華大学デザイン学部卒業。絵画作品を制作する。展示、アートワークの提供、壁画の制作などを行う。イメージの風景をモノ ( 物 ) へと平 面上で物質化させるというコンセプトのもと制作する。主な展示として、「SAKURA FES NIHONBASHI」@ 東京 日本橋駅構内、「Artist Fair Kyoto」@ 京都文化博物館、「モノミユサン -the intangible landscape -」@OIL Gallery など。

「Ruins of Babel / バベルの跡地から」開催概要

会期2023年2月17日(金)~3月5日(日) ※水木休館
会場Syndicate
開館時間13:00-18:00