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Doug Aitken / ダグ・エイケンによる《New Ocean: thaw》展開催

エスパス ルイ・ヴィトン東京は、アメリカ人アーティスト、ダグ・エイケン(Doug Aitken)による没入型インスタレーション《New Ocean: thaw》を紹介する展覧会を2020年11月13日から2021年2月7日まで開催する。本展は、これまで未公開のフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品を東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウルのエスパス ルイ・ヴィトンで展示する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環であり、国際的なプロジェクトを通じて、より多くの人々に所蔵作品に触れる機会を提供することを目指すもの。

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《ice forms VII》2008年《New Ocean:thaw 》、2001年の制作用スチル Courtesy of the artist © Doug Aitken

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©︎Louis Vuitton/Daici Ano

ダグ・エイケンの作品は、写真、彫刻、建築的介入から、映画、サウンド、シングルおよびマルチチャンネル・ビデオ作品、インスタレーションまで多岐に渡る。逆説的に抽象的なエイケンの芸術は、人物像と風景を中心に据え、単純な視覚的知覚の境界を超えた、ほぼ身体的ともいえる感覚特性を帯びている。没入型プロジェクション《New Ocean: thaw》は、アラスカの詩情溢れる広大さへの新たな視点を提示し、19世紀のパノラマで表現されたような自然の広大さに対するロマンティックな感情に迫るが、作品を取巻いているのは、気候変動、大災害、氷河融解といった現代の状況。フォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品を紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として展示される壮大な作品は、今回エスパス ルイ・ヴィトン東京のためにアーティストによって再構成された。 

フォンダシオン ルイ・ヴィトンについて

フォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関。2014年10月の開館以来、600万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきた。 また、フォンダシオンは、東京、北京、ミュンヘン、ヴェネツィア、ソウルに設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的とした「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担う。これらのスペースで開催される展覧会は無料で公開され、関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動を紹介している。  

《New Ocean: thaw》展概要

会期2020年11月13 日(金) 〜2021年2月7日(日) 
会場エスパス ルイ・ヴィトン東京 / Espace Louis Vuitton Tokyo 
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ ヴィトン表参道ビル 7F
時間12:00〜20:00
休館日ルイ・ヴィトン 表参道店に準じる
予約・料金予約不要・入場無料