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170を超える建物の公開、過去最大規模の開催

生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪 2023」(略称:イケフェス大阪2023 英語名称:Open House Osaka 2023)が、2023年10月28日(土)から29日(日)まで開催される。2014年に始まったイケフェス大阪は、毎年秋の週末に、大阪の魅力ある建築を無料で公開する日本最大級の建築イベント。開催10回目を迎える今年は、初参加を含む170を超える建物の公開が予定されており、過去最大規模のイケフェス大阪となる。

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長いときを刻んだ歴史的な建築から、斬新なデザインの現代建築まで、あの建築家の名作から、昭和の雰囲気を色濃く残す街場の喫茶店まで、大阪という都市の魅力を様々に物語る「生きた建築」が、一斉にその扉を開く。普段は公開されていない建築の特別公開や、オーナー自身による建物解説など、イケフェス大阪でしか体験できない多彩なプログラムが用意されている。また、実行委員会のいち委員として参画する千島土地は、所有・運営する芝川ビルとレストランオープンを控えリノベーション中の芝川ビルHANARE(大阪市中央区)の特別公開、北加賀屋(大阪市住之江区)でのスペシャルツアーを実施予定。

芝川ビル

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江戸時代から大阪の経済活動の中心として栄えてきた船場地区に、1927(昭和2)年に建てられた近代建築。都心部の立地ゆえに、開発により周辺の歴史ある建物が次々と取り壊される中、芝川ビルは今も竣工時と殆ど変わらない姿で建ち続け、2006年には国の登録有形文化財に指定となった。大阪における近代建築への関心の高まりの中で、建物の改修工事や魅力的な店舗テナントの誘致により、建物の魅力の向上・発信に力を入れている。

千島土地

江戸時代から続く大阪の商家・芝川家により、芝川家の所有地を引き継ぐ形で明治45年に株式会社として設立。以降、所有地の賃貸を事業の主軸としつつ、近年は航空機リース事業のほか、海外不動産や海外オルタナティブ資産への投資事業といったグローバルなビジネスも手掛けている。2000年半ば頃から、船場地区や大阪市住之江区北加賀屋で所有地や所有物件を活用したまちづくり活動に取り組み、2011年には、大阪の芸術・文化活動の支援を目的とする(一財)おおさか創造千島財団を設立。地域の活性化に向け、様々な活動を行っている。

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」開催概要

会期2023年10月28日(土)~29日(日)※プレプログラム有り
参加建物等約170件
料金無料 ※事前申込制のプログラムあり、公式ホームページより申込
主催生きた建築ミュージアム大阪実行委員会
URLhttps://ikenchiku.jp/ikefes/