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アートを楽しむ都会のオアシス「THE MIRROR」

建築家 宮脇檀の名建築・松川ボックスに新たなアートギャラリー「THE MIRROR」がオープンし、2023年9月20日(水)から2024年3月29日(金)まで「アニッシュ・カプーア展」を開催する。「THE MIRROR」はアート、デザイン、文学、サイエンスなど様々な人文・芸術の創造の場として2014年に銀座に初めて出現。2023年秋、西早稲田の松川ボックスにて再びアートを中心に様々な活動を展開する。

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アニッシュ・カプーアは現代世界で最も重要なアーティストの一人であり、物質と空間を変幻させるエネルギー溢れる作品を数多く制作している。本展では、瞑想の空間を作り出す彫刻と人間の魂を揺さぶる絵画が「松川ボックス」の空間を変貌させる。

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Anish Kapoor, PK100641 2018

宮脇檀(建築家)

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Photo by Hirofumi Tani

1936年、画家・宮脇晴を父にアップリケ作家・宮脇綾子を母に名古屋で生まれる。東京藝術大学、東京大学で建築を学び一貫して住宅設計に携わり、1998年に逝去。松川ボックスは1971年に竣工し、1979年には建築学会作品賞を安藤忠雄の《住吉の長屋》と同時に受賞。松川ボックスはコンクリート製のボックス内部に木組の住宅を嵌め込むという宮脇檀の傑作だが、これまで一般公開されることはなかった。

アニッシュ・カプーア / Sir Anish Mikhail Kapoor, CBE

1954年ムンバイ生まれ。ロンドンのHornsey College of Art、Chelsea School of Art and Designで学び、ロンドンを中心に制作活動を行っている。2000年のベニスビエンナーレ英国代表としてthe Premio Duemila Prizeを受賞。翌年にはTurner Prize、2011年には高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。世界各地で活躍する現在最も重要なアーティストの一人。

THE MIRROR

2014年秋、当時銀座4丁目にあった名古屋商工会館(1940年頃の建築)において、所有者の名古屋鉄道株式会社の協賛で全館を使ったイベントとして実施された。「THE MIRROR」の名前はシェイクスピアのハムレットの台詞に由来。”to hold as ‘twere the Mirror up to nature”

「アニッシュ・カプーア展」開催概要

会期2023年9月20日(水)〜2024年3月29日(金)
開廊時間水曜日、木曜日、金曜日の午後1時から5時まで
会場松川ボックス A棟
東京都新宿区西早稲田2-14-15
予約1時間入れ替え制 予約サイトより予約要
定員各回10名まで
料金1名 1,000円(税込)中学生以下無料(未就学児の来場はご遠慮ください)
主催TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE
協力Anish Kapoor Studio