ベストセラー・ビジネス書「勝てるデザイン」を完全体にする小説「負けるデザイン」
CAMPFIREが運営する出版プラットフォーム「EXODUS」のクラウドファンディングにて「負けるデザイン」が制作費用の資金調達に成功し、出版が決定した。本書は発売半年で4刷りのベストセラー・ビジネス書「勝てるデザイン」の著者前田高志の実体験を完全フィクションで再構築した、リアルで生々しい失敗疑似体験小説だ。
コンセプトは、「おもしろくしない小説」
ビジネス書にはふさわしくないという理由で「勝てるデザイン」に収録できなかった失敗談には成功へのヒントがたくさんあった。「ビジネス書として出せないのなら、小説にしよう」とスタートした小説出版プロジェクトは、オンラインコミュニティ「前田デザイン室」のメンバーが制作を担当。実際に言われてショックだった言葉や苦手だった上司の話、辛かった仕事などのエピソードを取材して小説に取り入れた。人物や舞台となる企業の設定は実在するレベルで作り込み、誰の日常にも起こり得る失敗や葛藤を再現。主人公の22歳から29歳までの4名のデザイナーが2つずつ経験する失敗エピソードは、どの職業にも当てはまる状況ばかりだ。日常に溢れている小さな失敗にしぶしぶ向き合い、なんとか乗り越えていく、どこにでもいる20代の姿が描かれ、とことんリアルさと「おもしろくしない」が追求されている。
完全オリジナル、非売品、商用可の「負けるフォント」が付属
好評だった「勝てるデザイン」初版限定特典「勝てるフォント」同様、完全オリジナルで商用利用が可能な「負けるフォント」が制作された。