日本を代表するインテリアデザイナー
「1989 内田繁デザイン展 -ディア・ベラ復刻と共に-」がdesignshop azabuで2024年9月5日(木)から11月4日(月・祝)まで開催される。内田繁(1943-2016)は1989年に開業した日本初のデザインホテル「ホテル イル・パラッツォ」のアートディレクション、インテリアデザインを手がけるなど、日本を代表するインテリアデザイナーのひとり。本建築は内田がアルド・ロッシに設計依頼をし、開業翌年にはロッシは「プリツカー賞」を受賞した。
本展では、2023年のホテル イル・パラッツォ リニューアルの際に、内田とアルド・ロッシへのオマージュで復刻された“Dear Morris”(1989, ホールクロック)、そして日本からの復刻が決まった“Dear Vera”(1989, 卓上時計)と内田が手がけた様々なプロダクトデザインが紹介される。
復刻される卓上時計“Dear Vera II”はフランスのOGATA Parisで同時期に開催される内田繁の展示(会期:2024年9月5日~9月29日)でも出品され、連動した企画として初回ロット限定50個に限りシリアルナンバー入りにて予約を受け付ける。
内田繁
インテリアデザイナー/1943-2016。日本を代表するデザイナーとして商・住空間のデザインにとどまらず、家具、工業デザインから地域開発に至る幅広い活動を国内外で展開。毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、旭日小綬章など受賞歴多数。専門学校桑沢デザイン研究所所長を歴任。
代表作に山本耀司のブティック、神戸ファッション美術館、茶室「受庵 想庵 行庵」、クレストタワー一連の内部空間、ホテル イル・パラッツォ、オリエンタルホテル広島、ザ・ゲートホテル雷門など。メトロポリタン美術館、デンバー美術館、コンラン財団、M+美術館等に永久コレクション多数。著書に『日本のインテリア全四巻』『インテリアと日本人』『家具の本』『普通のデザイン』『デザインスケープ』『戦後日本デザイン史』などがある。
「1989 内田繁デザイン展 -ディア・ベラ復刻と共に-」展 開催概要
会期 | 2024年9月5日(木)~11月4日(月・祝) |
時間 | 11:00-19:00、土・祝:11:00-17:00 |
会場 | designshop azabu 東京都港区南麻布2-1-17 白ビル1F |
休廊日 | 日曜日 |
URL | https://tinyurl.com/z3w8vkms |