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歴史を俯瞰する視野でジャパニーズモダンとは何かを考えていく企画

ATELIER MUJI GINZAは、TOKYO MODERNISM 2023の連動企画として日本のモダンデザインに焦点を当てた展覧会を2023年4月28日(金)から6月18日(日)まで開催する。20世紀初頭から動き出したモダンデザインの歩み。そのエネルギーは急速かつ多方面に展開を広げ、暮らしを取り巻くあらゆるものへ大きな影響を与えてきた。明治維新で生活様式や価値観などを一夜にして変えてしまうような経験を持ちながら、排他ではなく共存することで新しい文化を作ってきた日本だからこそできる様式の構築は、他に類を見ないチカラの一つなのかもしれない。adf-web-magazine-tokyo-modernism-2023-1

本展は文化の萌芽を見つめ直し、その価値や意味を捉え直すことで、消費からの憧れではなく喜びを発見し楽しむ普遍へと進む事を模索する。新型コロナウィルスのパンデミックによって、今再び生活様式の転換期を迎えている。新しい様式、価値観が登場している現代においてデザインにも新たな基準が生れる可能性がある中で、本展の試みが日本の伝統的な美の再発見、そしてジャパニーズモダンが誇りの一つとなって広く芽吹くきっかけになればという想いが込められる。

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©︎ATELIER MUJI GINZA

本ギャラリーは2020年に開催した『デザイントーク「テラダセンセイの今さら聞けないモダンファニチャー史 ver.2.0」』で、デザイナーでもありビジネスパーソンでもある寺田尚樹による、ドイツ・アメリカ・スカンジナビア・イタリアのモダンファニチャーの歴史を制作。今回も独自の解釈で新たに日本を焦点にした手書きの資料を書き下ろし、ジャパニーズモダンを紐解く一助として会場にハンドアウトを用意される。また、インテリアデザイナーでモダンデザインのコレクターでもある永井敬二の協力により、ハンドアウトの中に登場する椅子の一部を会場で展示。実際に見たり、触ったり、座ったりしながらデザインの背景に思いを巡らせることができる。

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©︎ATELIER MUJI GINZA

Life in Art “TOKYO MODERNISM 2023” Japanese modern展

会期2023年4月28日(金)から6月18日(日)まで
時間11:00 ~ 21:00
会場無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2
入場無料