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青森県・ビームスジャパン協業「BEAMS EYE on AOMORI」に選定

青森県五所川原市を拠点に宿泊事業等を展開するKOMORUが、青森県産のりんごジュースやシードルの製造工程から出る廃棄予定のりんごの搾りかすを活用した新シート素材「Adam（アダム）」を2024年1月24日（水）から販売開始した。「Adam」は、KOMORUとデザインユニットM＆Tが連携し立ち上げた素材の研究・開発機関「Sozai Center」による第一弾プロダクト。また、青森県・ビームスジャパンの協業によるコラボ企画「BEAMS EYE on AOMORI」の出品事業者に選定され、Adamを使用したファッションアイテムが、ビームスジャパン（新宿）1階特設コーナーおよびオンラインショップにて2024年1月24日（水）から2月20日（火）まで期間限定で販売されている。

特長

Adamのエシカル素材として今までにない特長は、原材料のりんごの搾りかすである茎や皮など素材そのものが目に見えること。独自の加工技術で半透明のシートに粒度の荒いりんごの搾りかすを入れ込むことで、ありのままのりんごの美しさや立体感を楽しめる。シートの赤褐色は加工はしておらず、りんご本来の成分による色合いで仕上がっている。りんごの搾りかすを活用したヴィーガンレザーは全世界で作られているが、加工後の生地ではりんごが使われた形跡は表現されていない。Adamでは原材料となるりんごそのものの魅力が伝わるよう、あえて茎や皮などの質感を残している。

Adamは様々な素材と組み合わせることができ、アパレル小物から室内家具の仕上げなどに応用が可能。厚さを0.6mm〜（0.35〜1.5mm程度まで調整可能）とし、耐水性に優れ、傷がつきにくいという特性がある。メンテナンス性に優れ、水や中性洗剤で汚れを拭くことができる。欧州連合（EU）の規則であるRoHS2に対応している。

期間限定で販売されているAdamを使った製品

アイテムはシンプルで機能的なデザイン。半透明の生地に、まるでラメのようにりんごの茎や皮が輝いている。