全国をめぐり、1741市町村すべての写真撮影を達成した写真家・仁科勝介とコラボ
三菱地所は、東京都千代田区の東京駅日本橋口前で開発中の「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区にて、「日本を明るく、元気にする」のコンセプトの下、日本の魅力を発信する取り組みを実施してきたが、今回の大規模屋外広場「TOKYO TORCH Park」に1741市町村すべての写真撮影を達成した写真家・仁科勝介とコラボし、日本全国の魅力を発信する仮囲いアートを設置した。
今後も茨城県つくば市と連携した仮囲いアートや遊具の新設、工事騒音を軽減するスピーカー設置、地面設置型ソーラーパネル充電器の実証などを予定している。同街区では、トーチタワーの建設に向け、清水建設の施工で朝日生命大手町ビルの解体工事が始まっている。
日本の魅力を発信する仮囲いアート
今回、写真家・仁科勝介が日本全国で撮影した写真をあしらった解体現場の仮囲い(長さ63m、高さ3m)を設置した。和のイメージを表現したのれんの図柄の先に各都道府県を象徴する写真をのぞけるデザインとしている。設置期間は2024年9月までで、仁科勝介の写真集『ふるさと手帖 あなたの「ふるさと」のこと、少しだけ知ってます。』より、47点の写真を選定している。
つくば市との連携 「宇宙」をテーマにした仮囲い
TOKYO TORCH Parkでは、土地の一部をつくば市に使用貸借し、同市のPRを実施している。今回、同市で研究・開発が盛んな「宇宙」をテーマに、仮囲いアート(全長41m、高さ3m)を作成し11月上旬から24年9月まで設置するほか、12月から宇宙をテーマにした滑り台なども設置する。
パイプスピーカー
11月上旬からはニッポン放送が企画し、サウンドデザイン・ジャパンが製作するパイプスピーカーも設置し、工事騒音を軽減し、心地より音楽を奏でる。
地面設置型ソーラーパネル充電器
6枚計発電最大能力683ワットピークの地面設置型ソーラーパネル(横5070mm、縦1230mm)の設置時期は調整中で、パネル上を人や自転車が通行することができる安全性と耐久性に優れた新時代の太陽光パネルとなっている。企画・施工は東亜道路工業、製作はコラス・ジャパンが担当する。